感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
鐵太郎
23
三兄妹の最後、三つ子の末子キャスティアの物語。前巻で変な男になびいて兄ケモクにようやく救い出されたのですが、今回はさらにややこしい旅へ。表紙絵で化粧をほどこした乳房を示している二人のうち右側がキャスティア。これは遭難して救い出してくれた部族の伝統です。彼女はここで老いた部族の魔女の後継者になるように強制されるのですが危うく脱出し、さらにあちこちを放浪することに。子どもの頃に別れた両親に巡り会うけど微妙な関係だったり。途中の展開も一人称のせいかだらだらしてるし、しまりがないエンディングでしたねぇ。残念。2021/09/19
みい⇔みさまる@この世の悪であれ
3
☆×3.0…最後は予想通りにキャステアの視点でした。ある大罪によりすべてを失った彼女の苦悩の旅。途中には今まで出てこなかった彼女の両親も出てきてより盛り上がりますが…どこか全体構成が最後の巻の割にはパッとしません。なんだか何層もオブラートに包まれていてはがしていかないといけないよう感じを受けました。せっかく彼女が力を取り戻し、最後の戦いもあったのに…残念な感じです。2012/10/25
洪七公
1
読了1984/05/31
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