内容説明
本書では、日米欧の先進的で良質な高齢者居住施設を、その類型にとらわれず豊富に紹介している。掲載された400点を超える大型写真や図面などを通して、高齢者のさまざまなニーズに応じた施設のあり様を知ることができる。
目次
第1章 都市機能と生活支援機能を連携させた拡張型(クラシックレジデンス・ハイアット・パロアルト;サンシティ町田‐CCRC ほか)
第2章 既存施設の機能を高レベルで強化したリノベーション型(ブリッジポイント・アシステッドリビング;サンシティ熊谷‐CCRC ほか)
第3章 地域性への配慮にこだわった地域密着型(マラヴィラ;サンシティ横浜 ほか)
第4章 大都市での利便性に恵まれた都心回帰型(ザ・バーリントンハウス馬事公苑;アリア恵比寿 ほか)
著者等紹介
上利益弘[アガリマスヒロ]
東京都生まれ。日本大学大学院講師、文化庁派遣芸術家在外研修員(昭和63年度)、日本建築家協会登録建築家、米国建築家協会国際会員。日本大学を卒業の後、コロンビア大学大学院を修了。INA新建築研究所やアイゼンマン建築事務所、ヘルムス・オバタ・カッサバウム(HOK)建築事務所での実務を経て、現在、一級建築士事務所アガリ・アソシエイツ代表。建築・インテリアデザイン、国際プロジェクト・マネージメントなどの分野で活動を行う。デザイン・コンクール入選多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヴェネツィア
246
ここでシニアリビングと呼んでいるのは、高齢者用高級居住施設のことである。私自身がこのような施設に住む予定はさらさらないが(仮にあったとしても、経済的に不可能)高級ホテルそのものである。しかも、その中でも第一級クラスの。巻頭はクラシックレジデンス・ハイアット・パロアルト。実に90000㎡の敷地に延べ床面積93000㎡の施設が展開する。立地はスタンフォード大学のあるパロアルト、運営はハイアットと全てにおいて超弩級。表紙写真はそのダイニングルーム。外観もおしゃれだし、内装もシックである。外観の美しさでは⇒2025/08/03




