感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鐵太郎
24
バローズの火星シリーズの世界観を下敷きに、アンドレ・ノートンが描いた「剣と魔法のファンタジー」第1巻。サイモン・トリガース元アメリカ陸軍中佐が飛ばされた世界は、魔法が存在する奇妙なもの。彼はここで追われている若い女を救ったことで、危機のさなかにあるエストカープ国の側に立ってこの世界の戦いの中に身を投じることに。ああ、こんなお話だったんだ、これ、アンドレ・ノートンだと思うと文体はちょっと取っつきにくいけど、なかなかですな。2019/09/18
烏骨鶏
6
若かりし頃はまった「ウィッチ・ワールド」。異世界転移のSF/ファンタジーの先駆けである。時折ふと思い出すので、出して読み返してみました。 当時はあまり気にならなかったが、活字が細くて小さい。翻訳が結構面白い。今の人が訳したらどうなるのかな? 私はこの後の3兄弟の辺りが好きだったんですけど、最近の異世界ものにもひけはとらないと思うんだよね。2022/07/03
みい⇔みさまる@この世の悪であれ
5
☆×3.5…コールダーの描写は以前読んだMIRA文庫の「夢迷宮…」に類似しているような気がします。ただし、出版年が古いのでPCとかは出てきませんがね。ひょんなことから異世界に送られる哀れな(!)サイモン氏。ですが、彼はエストカープの世界では異色のある特性を持っているのです。それは読んでいるうちに気づくはずです。世界観は面白いのですが、展開が負いづらいのが難点。戦いの場面はそこそこ面白いですし、サイモンも強いのですが…ちと残念です。2012/09/05
果てなき冒険たまこ
4
子供の頃間違いなく読んでいるのに全く覚えていなかったウィッチ・ワールドシリーズ。武部画伯のイラストが掲載されている単行本は手当り次第買ってた頃だからそれもしょうがないか。主人公はジョン・カーターのような超人ではなく、魔法の世界と未知の文明世界との対決が始まる第一巻はまだ序幕程度。続きが読みたくてもまずは古本屋に行くことから始まるというのもまた面白い。 またもやアットワンダーに行く理由ができたな。2022/04/12
k16
4
20120119読了。 バロウズっぽい感じがした。 魔法対機械文明ってのはおもしろい。 しかしシリーズものだったのね・・ 確かに解決してない部分多いもんなぁ。2012/01/19