出版社内容情報
わたしはだれの奴隷でもない
男装して盗賊討伐の一行に加わったワーシャを
不死身の魔術師が狙う
力強く生きる少女の成長と闘いを描く三部作第二部!
壮絶な戦いの末に熊を封じたワーシャだったが、その代償はあまりに大きかった。故郷に居場所を失った彼女は、冬の王に与えられた馬を供に男装をして旅に出た。盗賊にさらわれた少女たちを助けたことから、盗賊討伐に向かっていたモスクワ大公の一行に期せずして加わることになったが、そこには数年前に家を出た兄の姿が。勇敢で聡明なワーシャは大公に気に入られるが……。運命に逆らい生きる少女の成長と戦いを描く、三部作第二弾。
内容説明
熊を封じたワーシャだったが、代償は大きかった。故郷に居場所を失った彼女は、冬の王に与えられた馬を供に旅に出た。女のひとり旅は危険なため、男を装っての道中、タタール人の盗賊にさらわれた少女たちを助けたことで、盗賊討伐に向かうモスクワ大公の一行に加わることになる。そこには十年前に家を出た兄の姿が…。運命に逆らい生きる少女の成長と戦いを描く三部作第二弾。
著者等紹介
アーデン,キャサリン[アーデン,キャサリン] [Arden,Katherine]
米国テキサス州生まれ。ヴァーモント州のミドルベリー大学でフランス語とロシア語を学ぶ。在学中、断続的に2年をモスクワで過ごした。大学卒業後、ハワイの農場で働いているときに書き始めたのが『熊と小夜鳴鳥』“冬の王1”で、紆余曲折を経て2017年に刊行され、2018年ローカス賞の第一長編部門の最終候補となり20カ国以上で出版される
金原瑞人[カネハラミズヒト]
法政大学教授・翻訳家
野沢佳織[ノザワカオリ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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