出版社内容情報
でっかくて かわいくて かしこくて もういない。
『10の奇妙な話』の著者である
ブッカー賞最終候補作家が描く、
奇妙で切ない8つの寓話。
デイヴィッド・ロバーツのイラスト43点収録!
まだ電灯もオイル・ランプもなかったころ、森を忍び歩く悪魔として恐れられた「精霊熊」。スポットライトの下、人間の服装で綱渡りをさせられた「サーカスの熊」。ロンドンの下水道に閉じ込められ、汚れを川まで流す労役につかされた「下水熊」。――現在のイギリスに、この愛おしい熊たちはいません。彼らはなぜ、どのようにいなくなったのでしょう。ブッカー賞最終候補作家が皮肉とユーモアを交えた筆致で紡ぐ、8つの奇妙な物語。
内容説明
電灯もオイル・ランプもない時代、森を忍び歩く悪魔として恐れられた「精霊熊」。死者への供物を食べさせられ、故人の罪を押しつけられた「罪食い熊」。スポットライトの下、人間の服装で綱渡りをさせられた「サーカスの熊」―彼らはなぜ、どのようにしていなくなったのでしょう。『10の奇妙な話』の著者であるブッカー賞最終候補作家が皮肉とユーモアを交えて紡ぐ8つの物語。
著者等紹介
ジャクソン,ミック[ジャクソン,ミック] [Jackson,Mick]
1960年、イギリス生まれ。20代の頃はアメリカのロックバンドで活躍、その後短編映画の監督・脚本を手がけ、1997年に『穴掘り公爵』で作家デビュー。同書はイギリス最高の文学賞であるブッカー賞と、イギリスまたはアイルランド在住の作家に与えられるウィットブレッド賞(現在はコスタ賞)デビュー作賞それぞれの最終候補作となった
田内志文[タウチシモン]
翻訳家、物書き(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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