創元推理文庫<br> シトロン坂を登ったら―大正浪漫 横濱魔女学校〈1〉

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創元推理文庫
シトロン坂を登ったら―大正浪漫 横濱魔女学校〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488588052
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

わたしは花見堂小春、横濱女子仏語塾の三年生。うちの学校は少々変わっていて、実は魔女学校なの。学生はフランス語だけでなく、薬草学や占い、ダンス(箒で空を飛ぶことを、そう呼ぶ)も学んでいる。本当はもうひとつ大きな秘密があるんだけど……。そんなわたしのもとに、新聞記者の甥っ子が奇妙な噂話を持ち込んできた。横濱に巨大な化け猫が出没しているんですって。しかも学校の近くに。大正時代を舞台にした魔女学校3部作開幕!

内容説明

わたしは花見堂小春、横濱女子仏語塾の三年生。うちの学校は少々変わっていて、実は魔女学校なの。学生はフランス語だけでなく、薬草学や占い、ダンス(箒で空を飛ぶこと)も学んでいる。本当はもうひとつ大きな秘密があるんだけど…。そんなわたしのもとに、新聞記者の甥っ子が、巨大な化け猫が出没するという話を持ち込んできた。大正時代を舞台にした魔女学校三部作開幕!

著者等紹介

白鷺あおい[シラサギアオイ]
岡山県出身。筑波大学第2学群比較文化学類卒業。2016年、第2回創元ファンタジイ新人賞優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ままこ

84
〈ぬばたまおろち、しらたまおろち〉シリーズの姉妹編。舞台は大正時代の横濱魔女学校。大きな化け猫みたいなものが街中に出没してるという噂があり…。密林でのシーンはハラハラドキドキ面白かった。お淑やかな宮子さんの本当の正体はアレだったんだね。気軽に楽しめるユーモラスな和製ファンタジー。三部作のようなので続編も読みたい。2022/10/31

さつき

67
『ぬばたまおろち、しらたまおろち』が好きなのでこちらも読んでみました。ディアーヌ学院の前身、横濱女子仏語塾を舞台にしたファンタジー。学園ものらしく明るい雰囲気で楽しい作品でした。下敷きになった『緑の館』にも興味を覚えました。2020/03/20

寂しがり屋の狼さん

58
図書館の司書さんのお薦め本。時は大正、横濱女子仏語塾に通う3人の少女の物語。この学校…実は魔女学校でフランス語の他に薬草学や占い、ダンスと呼ばれる箒で空を飛ぶ事も学び学校に通う少女は妖魅(妖怪)…服装が木綿の着物に袴であったり体操服がセーラーだったりと時代背景や登場人物が魔女や妖怪と言うのは新鮮で面白かったですが、文章の節々にある説明は要らないかな(*^^*)2巻も借りてるので、ソチラも楽しみ2020/08/12

よっち

46
大正時代を舞台にちょっと変わった横濱女子仏語塾(実は魔女学校)に通う魔女の卵たちが大活躍する物語。薬草学や占い、ダンス(箒で空を飛ぶことを、そう呼ぶ)も学ぶ小春、宮子、透子の三人のあやかし女学生を中心として、新聞記者でもある年上の甥っ子が持ち込んできた奇妙な噂話をきっかけに、巨大なアメリカ豹を巡る騒動に巻き込まれてゆく展開で、思っていたほどには大正浪漫感はなかったですけど、元気で個性的な少女たちが力を合わせてピンチを乗り越えてゆく展開はなかなか楽しかったですね。魔女学校三部作とのことで続巻にも期待です。 2020/03/22

hnzwd

33
大正時代の女学校を舞台としたシリーズ。女学校、、と言いつつ、実際は魔女学校。さらに主人公達には秘密があって。。と、いう盛り沢山な感じでした。フランス語っぽい発音を混ぜたり、多少、時代を感じさせる表現にしてありますが、基本的には問題なし。ドタバタ劇として面白く読みました。2020/04/29

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