創元推理文庫<br> ドイツロマン派怪奇幻想傑作集

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創元推理文庫
ドイツロマン派怪奇幻想傑作集

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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488584092
  • NDC分類 943
  • Cコード C0197

出版社内容情報

底知れぬ妄想と狂気の世界へ
ドイツロマン派を代表する作家たちによる、
歪んだ想像力の饗宴
ホフマン「砂男」、ティーク「金髪のエックベルト」など九編を収録

18世紀末ヨーロッパ興隆したロマン主義運動。その先陣を切ったドイツロマン派は、不合理なものを尊び、豊かな想像力を駆使して、怪奇幻想の物語を数多く紡ぎだした。本書はティーク「金髪のエックベルト」、フケー「絞首台の小男」、コンテッサ「死の天使」、アルニム「世襲領主たち」、ホフマン「砂男」など9篇を収録。不条理な運命に翻弄され、底知れぬ妄想と狂気と正気の狭間でもがき苦しむ主人公たちの姿を描く、珠玉の作品集。

■目次
ルートヴィヒ・ティーク「金髪のエックベルト 」
ルートヴィヒ・ティーク「ルーネンベルク」
K・W・ザリーツェ=コンテッサ「死の天使」
K・W・ザリーツェ=コンテッサ「宝探し」
フリードリヒ・ド・ラ・モット・フケー「絞首台の小男」
ヴィルヘルム・ハウフ「幽霊船の話」
アヒム・フォン・アルニム「世襲領主たち」
E・T・A・ホフマン「からくり人形」
E・T・A・ホフマン「砂男」

内容説明

18世紀末ヨーロッパで興隆したロマン主義運動。その先陣を切ったドイツロマン派は、不合理なものを尊び、豊かな想像力を駆使して、怪奇幻想の物語を数多く紡ぎだした。本書はティーク「金髪のエックベルト」、フケー「絞首台の小男」、ホフマン「砂男」等9篇を収録。不条理な運命に翻弄され、底知れぬ妄想と狂気と正気の狭間でもがき苦しむ主人公たちの姿を描く、珠玉の作品集。

著者等紹介

遠山明子[トオヤマアキコ]
1956年神奈川県生まれ。上智大学大学院卒。ドイツ文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

105
ドイツロマン派の幻想小説アンソロジーです。9つの作品が収められていて特にティーク、ハウフ、ホフマンの作品が印象に残りました。ティークの「金髪のエックハルト」はちくま文庫の今泉文子さんの訳(ドイツ幻想小説傑作選)で読んだのですが、この本では遠山明子さんの訳で読みやすいのですが、少し怖さという点では少なくなっている気がしました。楽しく読ませてもらいましたが表題の「怪奇」という部分は少ないような感じでした。2025/02/28

NAO

56
不条理な運命に陥り破滅していった者たちを描いた作品集。「金髪のエッグベルト」は既読。ゴシックっぽい雰囲気もある「ルーネンベルク」、とにかく不気味な「絞首台の小男」、ドリーブ作曲のバレエ「コッペリア」の原作で読みたかっ「砂男」。2025/02/07

翠埜もぐら

27
慣れ親しんだ英国の小説よりだいぶ堅苦しい感じではありますが、この辺はお国柄かしら。1,800年代前半ってこんな雰囲気ではありますね。アヒム・フォン・アルニム「世襲領主たち」は、夢見る青年領主の出現で一気に現と夢の境が無くなり混沌として不条理世界だぁと思ったのですが、うまい事後を継いだ従兄殿の後の世知辛い人生がなんか哀れだった。K・W・ザリーツェ=コンテッサ「宝探し」は、とても忙しいコメディ調の宝探しかと思っていたけど、全部求婚者のヴァーリング氏の掌の上だったと言うことかしら。お若いのに末恐ろしいわぁ。2024/09/29

Porco

19
ドイツのロマン派幻想小説9篇による短編集。お国柄が強く出ているのか、同じ西洋の怪奇小説の有名どころと言えばなイギリスのものより、どの話も少々固く理論的な印象を受ける。グリム童話ゆかりの地シュヴァルツヴァルトの暗い森からインスパイアされたのか、所々深い森への恐怖が散見されたのもドイツの作品らしい。2024/10/20

ひーじー

18
3/5 18世紀末から19世紀初頭までの、ロマン主義時代のドイツ怪奇譚集。といっても、ゾッとするような怖さは感じませんでした。なんというか、とりとめのない悪夢を起承転結もなく延々と見せられてる感じ。さすがグリム童話の国と思わせる点も多々ありますが、たとえば英国のゴシックホラーなどとは全く違います(まあ時代も違いますが)。あと「世襲領主たち」は、幻想的すぎて途中でギブアップしちゃいました^^; 2024/11/01

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