出版社内容情報
だって、こんなにかわいいんですもの……
高原市葦根町は平凡な土地だった
■■■が家々に忍び寄るまでは
日常世界を地獄へ変える不穏と戦慄の?町”ホラー
文庫オリジナル
高原市葦根町に暮らす高校生の誠一は、プリントを届けに訪れた家の玄関口で、同級生・沙織の異様な姿を目にする。後に町で続発する怪事の、それは先触れの一つに過ぎなかった。甘く漂う蠱惑的(こわくてき)な香り。台所に散乱した肉のパック。「最近この町は、何かおかしい」。微かな疑念は確信となり、日常世界は地獄に一変する。実力派作家が驚きの趣向を凝らした、不穏と戦慄の長編ホラー。
【目次】
内容説明
高原市葦根町に暮らす高校生の誠一は、プリントを届けに訪れた家の玄関口で、同級生・沙織の異様な姿を目にする。後に町で続発する怪事の、それは先触れの一つに過ぎなかった。甘く漂う蠱惑的な香り。台所に散乱した肉のパック。「最近この町は、何かおかしい」。微かな疑念は確信となり、日常世界は地獄に一変する。実力派作家が驚きの趣向を凝らした、不穏と戦慄の長編ホラー。
著者等紹介
阿泉来堂[アズミライドウ]
2020年、『ナキメサマ』で横溝正史ミステリ&ホラー大賞[読者賞]を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
yukaring
66
「最近町の人々がおかしい」蠱惑的な甘ったるい香りと散乱する肉。とにかく不穏で悍ましいパニックホラー。学校を休んだ友人の家を訪ねた少年。しかし友人やその家族はどこか様子がおかしい。家の奥から聞こえてくるぴちゃぴちゃという音、そしてその正体とは…。想像するだけで怖気をふるう“それ”を皆は可愛いと愛でる。そしてその違和感は町全体を呑み込んでいき…。かろうじて正気を保ち怪異と戦い続ける4人の人々。彼らは愛する家族と日常を取り戻すため命がけで怪異に挑む。そして最後の一行まで気が抜けないのが阿泉さんらしい1冊だった。2026/07/22
備忘録
32
タイトルは因習的なものかと思ったが、結構王道な侵略者もので、何かが起こっている?→気付いた自分達がなんとかしないと という展開で進んでいき、絶望的な状況からの決着とその後の単なるハッピーエンドでは終わらない結末と最後まで読み応えある作品2026/06/11
のりすけ
31
生物侵蝕系ホラー。パワー担当刑事、ワケアリ教師、弟を死なせた男子、ヒッキーJKがこの生命体と必死に戦っていくストーリー。雑な部分はあるが楽しく読めた。太陽や塩と言う弱点らしきものはあるもののなんせ数で負けてるし向こうは進化していくし…で面白い。白石監督が映画化してくれたらかなりB級らしさ(触手うにょうにょ大好き白石さんだから)抜群の映画になるのでは?深く考えず突っ込まず「ヒャッハークリーチャー!」と読めばそれでいいのだ。ラストはホラーの王道パターン。そこも良い。2026/08/22
あられ
7
ああ怖かった。。。というか、生理的嫌悪感満載。「最近この町は、何かおかしい」。匂いが、態度が、強引さが。。。疑念が確信に変わる恐怖。。。自分以外がおかしくなった? そんなときに高校生は刑事と出会い、町の異変を確認する。あれは一体なんなんだ? 「こんなにかわいいんですもの」と言わせるマインドコントロール。中学生と教師を加えた4人であれを退治できるか。。。一般人がどこまでやれるか?! 読みごたえがありました。おもしろかった\(^o^)/2026/08/25
長峰
6
密やかに日常の中に浸透していく恐怖とそれの見た目のグロさが気持ち悪い。こんな存在がいたらゾッとするような恐怖感が続くのが読んでいてキツかった〜。 しかも、ハッピーエンドじゃないとこが不穏。 個人的に再読はしたくない。地味に嫌。グロさが平気な方は読んでみてもいいかも?グロさが苦手な方は注意が必要。2026/08/22




