創元推理文庫
白き鷲獅子(グリフォン)〈上〉―魔法戦争〈第2部〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 258p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488577261
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

魔法嵐を逃れたアーゾウの民が建設した街ホワイトグリフォン。ある日ハイリィ帝国の船がホワイトグリフォン港に入ってきた。彼らの街が帝国の領土のを犯しているというのだ。

内容説明

すさまじい魔法嵐を逃れたアーゾウの民は、新たな街ホワイトグリフォンを造ったが、街の統率者に祭り上げられた鷲獅子スカンドゥラノンは、数え切れない雑事にうんざりしていた。そんなある日、ハイリィ帝国の船がホワイトグリフォンの港に入ってきた。彼らの街がハイリィ帝国の領土の聖域権を犯しているというのだ。ヴァルデマール伝説の時代を描く“魔法戦争”三部作第二弾。

著者等紹介

ラッキー,マーセデス[ラッキー,マーセデス] [Lackey,Mercedes R.]
1950年米シカゴ生まれ。1985年に“ダーコーヴァ年代記”シリーズのアンソロジーに採用された短編でデビュー。86年に“ヴァルデマール年代記”シリーズ最初の短編となる「剣の誓い」を発表。87年から88年にかけて初の長編三部作を刊行して以来一躍人気作家に。その後も、ヴァルデマール国を中心とした壮大な異世界ファンタジーを次々に発表し、米国ファンタジーの女王としての地位を確立している

ディクスン,ラリー[ディクスン,ラリー] [Dixon,Larry]
1966年米生まれ。ファンタジー画家、作家。1992年マーセデス・ラッキーと結婚。“魔法戦争”三部作、The Owl Trilogyではラッキーの共著者であり、挿絵も担当している

細美遙子[ホソミヨウコ]
高知大学人文学部文学科卒業、英米文学翻訳家

佐藤美穂子[サトウミホコ]
大阪府出身。関西学院大学文学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

詩歌

18
複数の人種ならまだしも、蜥蜴や狼鷲獅子も混合避難民をまとめる責任者になった鷲獅子スカン。漆黒から真っ白になって心機一転。魔法嵐の影響は隣国にも及び、猟奇殺人調査もままならず、ユーモアも激減。ハンニバル・レクターのような蠱惑的な殺人者って、なかなか出会えないな~2015/04/17

しまっち。

3
魔法戦争の終焉から10年経ってた。安住の地を見出し、新しい街にも平穏が生まれている。そこに新しい変化が異国からやってきた。平穏な日々であってくれればよいけれど、変化がなくては物語は動かない。そしてその展開にまた引き込まれてしまうんだな。2017/10/02

konkon

3
魔法戦争の破滅から逃れて、新天地でも苦難は続き、窮地に追い込まれ盛り上がった所で上巻終了、下巻へ進みます。ヴァルデマール、好きです。2016/01/08

み~くま

2
こんなに軽やかで心躍るファンタジー作品は久しぶり!特に鷲獅子のスカンドゥラノンが本当に魅力的で、あっという間にファンになってしまいました♪表紙に描かれているのは、そのスカンと「琥珀の竜」でしょうか。スカンの茶目っ気たっぷりな表情は、まさに私のイメージにピッタリです。ちなみに下巻の表紙は帝王と「冬の鹿」かな?ちょっとダークな展開が待ち受けていそう☆ホワイトグリフォンの面々はどんな作戦でこの難局を乗り切ってくれるでしょうか。それを想像するだけでもワクワクします♪期待に胸躍らせながら、このまま下巻へ突入します!2015/05/10

Miki Shimizu

2
マ=アルが起こした魔法戦争の後、避難して街を作っていたら、帝国の使者がやってきた。国に招かれて、なんかイロイロトラブルがある。2015/03/30

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