内容説明
ク=シェイイナ族は、新たな“谷”へと無事に移住していき、残ったエルスペスとスキッフは、“共に歩むもの”や仲間たちと共に、ク=トレヴァ族を訪ねる…はずだった。だが“門”を通って出たのは、見知らぬ森の中。そこで驚く一行を出迎えたのは、透き通ったからだの不思議な人物。彼こそ伝説の“魔法使者”ヴァニエル、エルスペスと“炎の歌”の先祖だった。三部作ついに完結。
著者等紹介
山口緑[ヤマグチミドリ]
1958年京都生まれ。同志社大学大学院修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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しまっち。
3
いよいよ舞台はヴァルデマールへ・・・とその前に強引に寄り道、ヴァニエル登場!ヴァニエルの話も早く読みたい。上巻で盛り上げられたアンカーとモーンライズの駆け引き、アン=デシャの自由への覚悟、そしてヴァルデマールとハードーンの争い、下巻でどう決着が着くのか。その前にエルスペスと〈暗き風〉には決着がついてよかったね。2014/09/23
クイックラック
1
前作ラストまで王女サマ使命忘れたの? って聞きたくなるくらい本編でそれどころじゃない騒ぎだったけど、ああそう言えばそんな話だったよ、忘れてた。 積ん読になってる続刊の表紙で気になってる人も出てきて無茶苦茶良い話の締め具合……ってまだ上巻やんか!(笑)2019/08/02
ぱでぃんとんⅡ
1
来月新刊が出るので嬉しくなって、再読。2009/10/24
mikage
1
タイムリーに読んでなくてよかった。前の巻から2年待たされるのはつらいだろうなぁ。2008/12/20
カン
0
剣の成分が《もとめ》のみ。正直、物足りない。2016/08/31