出版社内容情報
アトーリス王国の秘密兵器の影響か、世界中が異常な天候に見舞われていた。敵国ギルデアもその兵器を奪おうと画策する中、王室の諜報員ステランは危機感を募らせる。内外から迫る脅威。立ち向かうすべは? ランドリアは覚悟を胸にギルデアに赴き、ウィルナーは激戦に身を投じる。一方、サラファーンの星の雫を預言の英雄に届ける途上、倒れたジョーは……。戦乱に翻弄されながらも、精一杯生きる人々を描く壮大な四部作ついに完結。
遠藤文子[エンドウフミコ]
著・文・その他
内容説明
アトーリス王国の秘密兵器の影響か、世界中が異常な天候に見舞われていた。敵国ギルデアがその兵器を奪おうと画策するなか、王室の諜報員ステランは危機感を募らせ、王子ランドリアはある覚悟を胸にギルデアに赴く。一方、サラファーンの星の雫を預言の英雄に届ける途上、砲弾に倒れた義賊ジョーは…。戦乱に翻弄されながらも、精一杯生きる人びとを描く壮大な四部作ついに完結。
著者等紹介
遠藤文子[エンドウフミコ]
1960年岐阜県大垣市生まれ。。慶應義塾大学文学部卒業後、広告代理店勤務を経て、1989年に『ユリディケ時をこえた旅人たちの物語』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
浮草
7
少しずついろんなものが近づいてくる。会うべき人が、時が。政治と不思議な力と素朴な愛と、いよいよ次巻はラスト。2018/11/21
はもやん
6
いろんな人たちの場面に飛びますが、どこへ飛んでも面白い。これまでを丁寧に描いてきたからこそですね。どの人物にも愛情がある。スピリのツンデレっぷりもいい!とにかく続きが気になる。いっぺんに読んだので、どの巻に何が書いてあったのやらイマイチ覚えてないんですが、とにかく面白いです。2018/12/16
朧月夜
5
緩やかに 静かに 重く心に染み入るように紡がれてきた物語 あと少し..読み終わるのが切ない けど 読まなくては(笑2018/06/14
しまっち。
5
待ってました!上下巻になりましたか、第4部。見事に織り上げられてゆくストーリーにぐいぐい引き込まれてゆくが、ある程度先が見こせる分、ちょっともどかしさもある。でもその丁寧で繊細なところがよい。やっとジョー=トゥーリーが戻ってきたよ~。間髪入れずに下巻へ。2018/06/06
綾乃
4
前巻を読んでから半年以上時間がたってしまったので、今までのストーリー&人間関係を思い出すのに時間がかかってしまいました・・・。 リーヴの住むフォーディル、戦いの前線、諜報員のみなさま、黒のジョーの活動、と舞台と登場人物が刻々と変わり、「今どこー?」というカンジにはなりますが、物語の動きが一気に加速。 そしてやっぱり風景描写が綺麗です。 登場するフィーン達は指輪物語の「エルフ」なイメージでしょうか。 2018/08/02
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