内容説明
たった一人の妖術師の騙し討ちにあい、一族を滅ぼされたアルドリック。生れ育った城も妖術師の手におち、執拗に命を狙われる。だが隠遁した大魔術師に救われて、彼は復讐を誓った。国家間の覇権争いの背後で蠢く企みとは。彼の行く手を阻むのは、五百年の時を越えて甦える今一人の妖術師、次々と繰り出される異形の化物、むくむくと身を起こす死人たち…剣術と魔術の大合戦。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まさと
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大好物な王道ファンタジィだった筈なのだが、王道過ぎて、ちょっと食傷気味かも。次の巻に期待(ハ。・∀・*)2012/07/06
ホームズ
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1996年10月9日初読
千賀藤兵衛
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悪い魔法使いに家族を皆殺しにされた青年の復讐物語。話の筋は、やや回り道が多いきらいはあるが、オーソドックスで悪くない。また、非常に名誉を重んずる文化を描いたところも英雄譚としてすこぶる良い。ただ、文体が大仰で、それはそれで古典らしい雰囲気を醸し出していて悪くないのだが、正直なところかなり読みにくい。2024/10/20
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- 和書
- ダウラギリ山域の山と村