出版社内容情報
とんでもない事態の続出に、孤軍奮闘するルパート。鍵をにぎるのはマジドの極秘事項バビロン。童謡「バビロンまでは何マイル?」の歌にのせて贈るにぎやかなファンタジー。
内容説明
新人魔法管理官選びは困難をきわめた。候補者はみな一筋縄ではいかない連中ばかり。一方コリフォニック帝国の皇位継承者捜しも難航していた。居場所を突き止めたと思ったとたん邪魔がはいる始末。ルパートは幽霊となったスタンの手を借り奮闘するが…。鍵となるのはマジドの極秘事項“バビロン”。英国の童謡「バビロンまでは何マイル」の唄にのせて贈る、愉快なファンタジー。
著者等紹介
原島文世[ハラシマフミヨ]
群馬県生まれ。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
星落秋風五丈原
28
マザーグースの唄にのせて贈る、にぎやかなファンタジー。 多元宇宙を魔法で管理するマジドのルパートは、コリフォニック帝国の裁判に立ち会い、その横暴さに憤慨して帰宅する。息をつく間もなく、死にかけた師の頼みでマジドの後継者探しに奔走する。四苦八苦するルパートに追い打ちをかけるように、皇帝が暗殺された。スピーディーでコミカルなファンタジー小説。2006/04/27
メル
8
ファンタジーは結構読んでる方だと思うけど、これ程のものには滅多に会わない。特に下巻は難解といってもいい。つまり魔法は思ってるほど派手なものでなくてもっと精神的なものだろうということ。ダイアナウィンジョーンズらしいプロットで最高だった。2018/04/29
どんまいシリル
7
ステキすぎる。人間関係(ケンタウロスも含む)が複雑なところも、強みに変えて、力でまとめあげて完結となる。最高の時間を過ごせて、幸せ。2019/12/17
雪守
6
いやー、楽しかった! あれだけ下巻で広げまくっていた伏線を見事に全て回収して大団円。これはミステリ的な楽しさでしょう。もちろんバビロンの秘密や魔法バトルなどのファンタジーとしての要素も満載でファンタジー大会での皮肉交じりのユーモアも楽しさを際立たせていました。ルパートのマリーへの気持ちがちょっとずつ変わっていく様子も温かい気持ちで読めました。これだけの作品を遺してくれたダイアナ・ウィン・ジョーンズさんのご冥福を祈ります。2011/10/08
ぎすけ
4
コリフォニック帝国の皇帝探し、魔法管理官の後継者選び、話が進んでいくにつれて、収束に向かってスピードアップしたから、非常に読みやすくなった。上下一度通読してもう一度上巻読むともっと理解できるのかな。人間関係がいつの間にそうなってたんだ?というのがあった。ルパートは唯一まともなのかな、と思えたんだけど、この巻では意外にまともな人が多かったような気がする。2016/01/29
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