出版社内容情報
ヴァレンタインの脅威を前にしてなお、地下世界の住人との共闘に難色を示すクレイヴ。混乱するイドリスをヴァレンタインの妖魔の軍勢が襲う。全米で人気爆発のファンタジー。
内容説明
クラリーはルークの助けを借りて、なんとかイドリスへたどり着く。一方イドリスに連れて来られたサイモンは、囚われの身になっていた。ヴァレンタインの脅威を前にしてなお、クレイヴは地下世界の住人との共闘に難色を示しているのだ。混乱するイドリスを、妖魔の軍勢が襲う。圧倒的なヴァレンタインの勢力に、シャドウハンターは対抗できるのか。全米で人気爆発のファンタジー。
著者等紹介
杉本詠美[スギモトエミ]
広島大学文学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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siva
10
天使、妖魔、ヴァンパイア、エルフ、人狼、魔法使い、禁断の愛、BL。。「天使禁猟区」なんて名前が出てくるあたり作者は相当にオタクな漫画ファンだろうと思うと世界観も納得。あちらのYA小説、女の子が主人公の場合とにかく自分の狭い視野で突っ走って周りを危険に陥れるタイプが大半なのはなぜだろう。その方が人気が出るのかしらん。ルークがおっさん扱いなのが哀しかった。30代なのに。映画見たのでルーク=エイダン・ターナー=ホビットのキーリに変換されちゃうしね。かっこいいのに。2015/08/15
こめっこ
8
スッキリと終わりましたね。クラリーがようやく活躍し、ヒロインらしい最後。サイモンの存在感が増しました。トワイライトが好きならオススメです。異種族がいろいろ出てくるので楽しかった。日本でも映画が公開されるといいんですけど。映画サイトを見ると、ステレ、セラフブレードなどのアイテムがあって、こういう形かと納得。ぜひ、続編も翻訳希望! 2013/09/19
mikarin
7
この3か月ドラマのシャドウハンターにハマってしまいまして。原作も気になっていたのですが、これって文庫で1000円もするんですよ!なのに近所の図書館にもブックオフにも無い。でも気になる。ということで1冊だけ買って読んでみることにしました。ドラマと原作はほぼ別物になっているのは知っていたのですが、確かに別物。というか結果は同じなんだけど、そこに至る過程が違うというか。しかもこの巻には大好きなマグナスが全然出てこない。でもなんとなく雰囲気は分かったので満足です。いかにもYA小説のベストセラーという感じ。2017/08/31
nirokuya
6
上巻よりも更に暴走気味な展開。スピーディーと言えば聞こえがいいかも知れないが付いてくのに精一杯w ヴァレンタインの過去の所業、現在の行動理念もはっきりわかり、いよいよ戦いの火蓋が切って落とされた。今までは手を取り合うことのなかった異種族達がクラリーの産み出した新たなルーンで結び付き、共に戦いに臨む………。最後はハッピーエンドになるのは誰しも予想してただろうけど、ちゃんと読めるとやはり嬉しい。2012/07/25
cozy
5
完結!よかった~。2015/06/08