出版社内容情報
ドラゴンの解放か、それとも殺害か。友情と忠誠の間で揺れるフィッツ。一方氷の穴に落ちたフィッツと道化は、真の予言者と称する蒼白の女に出会う。シリーズいよいよ佳境に。
内容説明
予言を成就させるために、ドラゴンを解放しようとする道化、婚約者との約束どおり、ドラゴンの首を取ろうとする王子。フィッツは友情と忠誠の間で揺れ動く。だが物資を取りにいく途中で氷の穴に落ちたフィッツと道化は、地面の下に広がる氷の宮殿で、真の予言者を名乗る蒼白の女にとらえられてしまう。道化と蒼白の女、真の予言者はどちらなのか。大河シリーズいよいよ佳境に。
著者等紹介
ホブ,ロビン[ホブ,ロビン] [Hobb,Robin]
1952年米カリフォルニア州生まれ。1983年からメガン・リンドーム名義でファンタジーやSFを発表し、1995年からはロビン・ホブ名義で“ファーシーアの一族”三部作を刊行、2001年からは続編である“道化の使命”三部作を刊行する。現在ワシントン州タコマ在住
鍛治靖子[カジヤスコ]
東京女子大学文理学部心理学科卒、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夜の女王
14
☆☆☆☆ どこから手を付けたらいいかわからない怒涛の展開。道化を人質にされて白い女の技にはまるフィッツ。ブリッチとの再会。白い女の龍とアイスファイアとティンタリアとの三つ巴の戦い・・・「技」と「気」とが依り合い、ローブレットに向かうシーンは手に汗握る展開だ。戦いのラストは感涙もの(/_;)。普通なら、敵を倒しお姫様を手に入れたらメデタシなんだけど、ホブ氏の鬱(^^;)ファンタジーはここで終わらない!白い女はどうなった?道化は本当に死んだのか?モリーやネトルとの関係は?フィッツは幸せになれるのだろうか?2015/12/25
かりあ
10
もう面白すぎて何も言いたくない…ww 一気読みしてしまうけど、進めたくないから一拍置きながら読むという謎の修行をおこないながら読みました。次でとうとう、とうとう完結……!!つらい!!!読み終わってしまう!!でも急いで結末が知りたい!つらい!2017/05/03
duzzmundo
5
そういう展開になるとは。おもしろい。4巻へ。2021/05/05
火烏
5
シェイドの樽を使用するまでが長かった。そこからは怒涛。まさかのあのお父さん登場!本当にびっくりした2015/10/26
はち
4
怒涛の展開でした。とうとう真の敵、蒼白の女が登場します。そして、瀕死のドラゴンを殺すのか助けるのか。懐かしい人との再会もありました。あと1巻で終わってしまうのが残念。でも早く読みたいです。2016/03/06