出版社内容情報
ヒトはうわさをするために生まれた
猿の集団が大きくなって「毛づくろい」ができなくなったとき、それに代わるコミュニケーション手段として生まれたのが人間の「ゴシップ=言語」だった――生物学、脳生理学、人類学、心理学などの最新成果を踏まえ五〇〇万年を鳥瞰し、ことばの進化の歴史を根底から覆す。「ダンバー数」の定式化で注目を集める著者がことばとは何か、集団とは何かを解き明かす。
内容説明
ヒトはうわさをするために生まれた。猿の集団が大きくなって「毛づくろい」ができなくなったとき、それに代わるコミュニケーション手段として生まれたのが人間の「ゴシップ=言語」だった―生物学、脳生理学、人類学、心理学などの成果を踏まえ五〇〇万年を鳥瞰し、ことばの進化の歴史を根底から覆す。「ダンバー数」で著名なダンバーの主著にして古典的名著。
目次
1 むだ話をする人々
2 めまぐるしい社会生活へ
3 誠実になることの重要性
4 脳、群れ、進化
5 機械の中の幽霊
6 はるか彼方へ時をさかのぼる
7 最初の言葉
8 バベルの遺物
9 生活のちょっとした儀式
10 進化の傷跡
著者等紹介
ダンバー,ロビン[ダンバー,ロビン] [Dunbar,Robin]
1947年、イギリス生まれの人類学者、進化生物学者。オックスフォード大学認知進化人類学研究所・元所長。人間にとっては平均約150人が安定した関係を維持できる上限だとする「ダンバー数」の定式化で注目を集める
松浦俊輔[マツウラシュンスケ]
翻訳家
服部清美[ハットリキヨミ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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