出版社内容情報
ガラスの靴とロイヤルウェディングの物語を主食に育った女の子たちの多くがそうであるように、わたしもかつては、プリンセスは生まれながらにプリンセスなのであって、あとからなるものではないと思っていた。そう、あの日までは……。ヨークシャーから出てきてロンドンで庭師をしている普通の女の子が、ある日出会った理想の彼、あっという間に意気投合した二人だったが……。スウィートでビターな、現代版シンデレラストーリー。
内容説明
ガラスの靴とロイヤルウエディングの物語を主食に育った女の子たちの多くがそうであるように、わたしもかつては、プリンセスは生まれながらにプリンセスで、あとからなるものではないと思っていた…。田舎から出てきて、ロンドンで庭師をしている普通の女性が、ある日出会った理想の彼、あっという間に意気投合したが…。スウィートでビターな、現代版シンデレラストーリー。
著者等紹介
ブラウン,ヘスター[ブラウン,ヘスター] [Browne,Hester]
イギリス、湖水地方生まれ。Swept Off Her Feet、The Finishing Touches、The Little Lady Agencyなどでニューヨークタイムズのベストセラー作家の仲間入りをした。現在はロンドン在住
今泉敦子[イマイズミアツコ]
キャロル大学(米国)卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆかーん
53
現代版シンデレラストーリーというだけあって、世の女性たちが憧れるシュチュエーションが満載でした(笑)平凡な女性エイミーは、花を愛し庭を美しく彩る庭師。ある日、ルームメイトが開いたパーティーで、運命の男性レオと出会った瞬間、彼女の恋はスタートします!プリンス人気ランキングの9位に輝く、王族の血筋を持った魅力的な男性レオ。金持ちであることを鼻に掛けずに、一般人として振る舞う姿は正当な王子そのもの!互いに両親を紹介し、幸せの絶頂にいるエイミー。しかし、レオのお姉さんが登場して一波乱ありそうな予感…。下巻へ続く。2016/07/06
ななりー
36
素敵なシンデレラストーリー。庭師とプリンスの身分違いの恋。設定がドンピシャでキュンキュンしながら読みました。庭師のエイミーが親友のパーティーで出会ったレオと意気投合。レオに惹かれるエイミーですが、レオがプリンスであると知ってしまう。レオのふとしたところに自分との価値観の違いを感じながらも2人の距離は近づいていきます。果たして2人の行方はどうなるのか。レオが本当に魅力的でカッコよすぎてちょっとエイミーの気分になって浮かれちゃいましたね。こんな男性いたらいいなあ。ロルフ急行とジョーの関係性も気になる。2016/04/11
瀧ながれ
31
田舎からロンドンに出てきて、庭師として働く生真面目なヒロイン。人見知りだから恋愛よりも仕事が楽しい。でもある日、とても素敵な男性とめぐりあった。無理せずに話せて、いっしょにいて楽しい人。運命の王子さまだと思ったら、なんと本物の王子だったのです。…なんでこれが創元推理文庫で?と首をかしげながら上巻を読み終えてしまいましたよ。ヒロインの感情描写とか、植物の楽しみかたとか、おもしろくて一気読みでした。おとぎ話だとカットされてる、庶民と王族の身分違いラブストーリーの具体的なものとして、かろやかで好ましい作品です。2016/06/23
すもも
9
下巻へ2017/08/04
うにすけ
8
図書館本。前に読んだ雰囲気のある文章に似てるなと思ったら同じ翻訳家さんだった~(「ニューヨークの魔法使い」の女の子たちに雰囲気が)。王子との恋愛だなんて試練だらけじゃ?と思ってたんだけど、イタリア方面の小国だからかふんわりしたものを感じる。金に物を言わせる行為がでると、やっぱり違うんだなと思うけど。ふんわりだけど不穏な気配も感じるので続きが気になる。王子よりもお祖父さまが素敵でした。2016/04/12
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