感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ワッピー
31
小人に変えられたジョディを助けるため、ポトベリーの変人たちとボロクズ通りの子どもたちが奔走する。そして、ジョーニーの世界では結社の危険なメンバー・ベットが実力行使に出、家族に危機が迫る。魔法の本を敵から隠すため、荒野にあるストーンサークルに出かけるジョーニーたちに迫る追手。そしてジョディをもとに戻すため、ポトベリーの義勇軍もまた彼らの世界のストーンサークルに向かう・・・。結社や魔女が求める力は世界に満ちていく。ダークな展開ながら、敗れた敵を粉砕しない優しさもあります。そして、デイヴィ・ロウ、あんたは漢だ!2021/10/10
くもりーな
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★★★★★2007/04/13
kuma-kichi
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2つの世界は、同じ土地にありながら、別々に存在していて交わらない。音楽以外は...。 この本の素晴らしいところは、どんなならずものでも「一片の良いところ」があることをきれいに表現している点。 コニーだって、ディヴィだって、望んで落ちたわけじゃない。その辺の切なさが、きれいに描かれている。2020/05/19