創元推理文庫<br> 図書館島異聞 翼ある歴史

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創元推理文庫
図書館島異聞 翼ある歴史

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  • サイズ 文庫判/ページ数 497p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488556051
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

帝国オロンドリアを二分した、
書物と言葉をめぐる大乱。
正史の影に秘められた真実を、
四人の女性が語る――
世界幻想文学大賞など四冠『図書館島』姉妹編

帝国オロンドリアを二分した、書物と言葉を巡る大乱。そのただ中を生きた四人の女性──貴族出身ながら戦いにその身を投じた剣の乙女、彼女を愛した遊牧民の歌い手、帝国を支配する思想の創始者を父に持つ女司祭、そして反乱の秘密を知る王家の娘。正史の陰に秘められた真実を今、彼女たちが語りはじめる。世界幻想文学大賞など四冠『図書館島』姉妹編の傑作本格ファンタジイ。訳者あとがき=市田泉/解説=河野聡子
(単行本『翼ある歴史 図書館島異聞』改題・文庫化)

内容説明

帝国オロンドリアを二分した、書物と言葉を巡る大乱。そのただ中を生きた四人の女性―貴族出身ながら戦いにその身を投じた剣の乙女、彼女を愛した遊牧民の歌い手、帝国を支配する思想の創始者を父に持つ女司祭、そして反乱の秘密を知る王家の娘。正史の陰に秘められた真実を今、彼女たちが語りはじめる。世界幻想文学大賞など四冠『図書館島』姉妹編の傑作本格ファンタジイ。

著者等紹介

サマター,ソフィア[サマター,ソフィア] [Samatar,Sofia]
1971年インディアナ州生まれの作家・詩人。世界各地を転々としながら成長する。2013年にウィスコンシン大学マディソン校でアフリカの言語と文学の博士号を取得し、2016年からはジェイムズ・マディソン大学の准教授を務めている。2012年に作家デビュー。2013年刊行の初長編『図書館島』で世界幻想文学大賞と英国幻想文学大賞を受賞し、同年度のキャンベル新人賞とクロフォード賞も受賞する

市田泉[イチダイズミ]
1966年生まれ。お茶の水女子大学文教育学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

39
『図書館島』の姉妹編になります。かなりハードな物語になっているという印象を受けました。戦いに身を投じた乙女、彼女を愛した遊牧民の歌い手、帝国思想創始者が父親の女司祭、反乱の秘密を知る娘。正史の影に秘められた歴史が語り始められたとき、ファンタジーの醍醐味を見せ始めるような気がしました。書物と言葉が全てを物語っているように思います。2023/12/08

たこのまくら

7
異聞とあるけれど、どちらかというと前作よりもこちらの方がオロンドリアという世界を語る上では本筋かな。前作でジェヴィックが巻き込まれたクーデターが如何にして起きたのか、そしてその顛末を関係者四人の視点から描くお話なので。しかしやっぱりこの世界観がいいなあ。ちょっと話の流れが掴みにくかったりもするんだけど、雰囲気がとても好み。もっとこの世界に関する物語を書いてほしいな。2024/01/13

日月

3
圧巻の最終話。「次に目を開けたらいいよと言って」。まさかの超展開に度肝を抜かれつつも、この大技こそファンタジーの醍醐味なのかも。これにくらべたらやや小粒だが第二話もなかなかいい。父の死後、女司祭の危機に手をさしのべる親戚たち。女司祭の欲しかったものは肉親の愛だったんだなあとつくづく思わされた。2023/07/01

ふゆきち

3
『図書館島』の直接の続編。ずいぶんハードな話になりました。原題を見てもわかる通り、比重は『翼ある歴史』の方に。『巻の三 音楽の歴史』のリズム感が好きです。2023/02/03

akios

2
とても練られた構成。本編の背景になっていた、帝国の聖戦あるいは政変、民族もしくは一族、そして人間と異形について、語り手を変えながら織り込むように語られる四部構成。そうして出来上がった織物がとんでもない絵柄になっていて呆然……2022/12/20

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