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創元推理文庫
マハラジャのルビー―サリー・ロックハートの冒険〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 328p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488534059
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

サリー・ロックハート、十六歳。父を船の事故で失い、天涯孤独の身。彼女のもとに、ある日謎めいた手紙が送られてきた。手紙に書かれた謎の言葉、サリーにつきまとう怪しげな老婆、阿片の煙にかすむインドの記憶…。ヴィクトリア朝のロンドンを舞台に、変わり者の少女サリーが、父の死と呪われたルビーの謎に挑む。「ライラの冒険」の著者プルマンの傑作冒険シリーズここに開幕。

著者等紹介

山田順子[ヤマダジュンコ]
1948年福岡県生まれ。立教大学社会学部社会学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

seri

35
舞台は19世紀の大英帝国。謎を呼ぶ父親の死、交錯する陰謀、ままならない境遇、忍び寄る魔の手、阿片のけぶる悪夢に炎の煌きを宿す狙われた紅玉。正統派の冒険活劇です。面白かった!ライラの冒険で有名な著者ですが、ライラより設定が複雑じゃないので軽く読めます。銃の取り扱いに長け、会計業務に楽しみを見出す格好良い女の子が主人公。その割にはキャラは濃くなく活躍の場は少ないような気もしますが、中盤のハラハラドキドキが魅力です。後の伏線?と思える所もあるのが気になる所。純粋に冒険を楽しむための物語ですね。2014/01/11

Nyah

8
今まで読んだ作者さんを眺めてて、ライラを読んだ勢いでこのシリーズ読んだことを思い出しました。ライラ読み直そうかな。これは、これで面白かったと覚えてます。

北風

6
黄金の羅針盤の作者で、しかもそれより以前の作品だとか。やはりというか、女の子が主人公で、しかも自立心バリバリ。当時の女子としては、変わり者扱いですが、軍人のお父さんに男で一つで育てられたから、自分で生計を立てられます。出生の秘密も明らかになり、これからまだ恋や仕事に大成しそう。2021/01/22

千賀葵

3
ライラシリーズよりも好きかも。とはいっても、ライラを読んだのは高校生の時だからまた読書の好みも変わっているだろうけども。ハラハラあり、時代考証も微妙にあり、楽しめました。2015/08/29

speaklow

3
ストーリー自体は割とあっさり片がついてしまった感じ。ヴィクトリア朝ならではの小道具や雰囲気の描き方は楽しい。1冊目はキャラクター紹介も兼ねているのかな?これからみんなが活躍してもっと面白くなるのかな?2013/10/15

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