内容説明
新兵器のテストのさなか、ＮＡＴＯの実験機がソ連のスパイにハイジャックされた。乗組員がなんとか機を奪還したものの、ミグの攻撃を受けて大破、ソ連・トルコ国境にまたがるＤ１３峰の頂上に墜落してしまった。西側は新兵器を爆破すべく、また東側は新兵器の奪取をめざし、それぞれ精鋭の登山隊を送りこむ。人跡未踏のＤ１３峰。その極寒の地獄で、いま決死のサバイバルが始まった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
frog
2
トルコ、アルメニア国境の山岳地帯に墜落したNATO軍機に搭載された新兵器を巡るイギリス人登山家とソ連隊のせめぎ合い。ただし、軍事サスペンスというよりは登山サスペンスを軸にした冒険小説となっています。そのため、いろいろと設定やストーリー展開に緩さがあってミステリーファンはつらいかも。登攀技術や地形の書き込み、事故などの描写はものすごく克明でリアルなので、山岳小説好きはきっと満足できると思います。2010/08/08
つちのこ
1
創元推理文庫版。1982年頃読了。
kanamori
1
☆☆再読2016/10/28
H.Sato
0
山岳小説。 古い本だが一気に読める。面白い。 A
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