創元推理文庫<br> コナンと髑髏の都

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創元推理文庫
コナンと髑髏の都

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  • サイズ 文庫判/ページ数 317p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488514013
  • NDC分類 933

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

miroku

6
理屈抜きでファンタジー。この大らかさが良い♪2010/10/03

たいへー

4
最近のファンタジー小説には何かが足りないという感覚をずっと抱いていた。コナンを思い出してわかった。それは「怪奇」なのだと。ウィアード・テールズの時代、ホラーとファンタジーは双子の兄弟だった。幻想と怪奇というように、読者を驚かせ、怖がらせ、わくわくさせる冒険物語としてヒロイックファンタジーは生み出された。コナンが持ついかがわしさや猥雑さは、冒険者がわざわざギルドに登録するような秩序立ったファンタジーにはないものだ。妖しくおどろおどろしく奇怪な世界にあって、なお強烈な輝きを放つ野性こそコナンの魅力である。

冬至楼均

2
新訂版との比較のため再読。宇野訳だと、少年コナンが先輩盗賊に対して意外に丁寧な言葉づかいをしている。2015/01/27

カム・ウィズ・アス

2
言わずと知れたクラッシック。と、言えるかどうか。今ではコナンといえば児童探偵のほうが有名だろうし。ロマンチックな文体に素朴とさえいえるストーリーは現代に読んでも清々しく痛快。背景世界の歴史設定が緻密な割には、大きな力を持った魔法の扱いが雑なのが気になる。これが時代か。2014/09/09

aki

1
コナンシリーズ旧版の第1巻。コナンの少年時代の活躍を描いた作品。凡作多し。コナンファンとしては、いかな怪異や魔法でも、剣と腕力で強引にねじふせるところが見たいのであって、「ラッキーにも命拾いしました」「偶然勝てました」という話は、たいしておもしろくない。この巻は、そうした話が多かった。「象の塔」は、やや毛色の違う作品。ヒロイックファンタジーというより、SFに近いか。登場するガネーシャ(だよね)の悲哀に涙を誘われました。半世紀ぶりに読んだが、この作品しか覚えてなかった。2021/05/02

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