創元推理文庫<br> 時空旅行者の砂時計

個数:
電子版価格
¥880
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

創元推理文庫
時空旅行者の砂時計

  • 方丈 貴恵【著】
  • 価格 ¥902(本体¥820)
  • 東京創元社(2023/09発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 16pt
  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年05月01日 22時08分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488499211
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

読者としてしみじみ快感にひたった。
なんという天上のカタルシスだろう!辻真先(解説より)
今最も注目されつ本格ミステリの書き手が放つ鮮烈なデビュー作!
〈竜泉家の一族〉三部作 第一弾

瀕死の妻を救うために約60年前にタイムトラベルした加茂。妻を救うには彼女の祖先である竜泉家の人々を襲った『死野の惨劇』の真相を解明し、阻止する必要があるのだという。惨劇が幕を開けた竜泉家の別荘で加茂に立ちはだかるのは、絵画『キマイラ』に見立てたかのような不可能殺人の数々だった。果たして竜泉家の一族を呪いから解放できるのか。今最も注目される本格ミステリの書き手が放つ鮮烈なデビュー作! 第29回鮎川哲也賞受賞作。

内容説明

マイスター・ホラを名乗る者の声に導かれ、2018年から1960年へタイムトラベルした加茂。瀕死の妻を救うには、彼女の祖先を襲った『死野の惨劇』を阻止する必要があるというのだ。惨劇が幕を開けた竜泉家の別荘では、絵画『キマイラ』に見立てたかのような不可能殺人の数々が起こる。果たして、加茂は竜泉家の一族を呪いから解き放つことができるのか。第29回鮎川哲也賞受賞作。

著者等紹介

方丈貴恵[ホウジョウキエ]
1984年、兵庫県生まれ。京都大学卒。2019年『時空旅行者の砂時計』で第29回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。長編第二作の『孤島の来訪者』は「2020年SRの会ミステリーベスト10」第1位に、第三作『名探偵に甘美なる死を』は第23回本格ミステリ大賞の候補に選出されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

265
本格ミステリに『ターミネーター』を掛け合わせた異色な設定。一族への呪いという怪奇性とタイムトラベルありきの世界観がまったく融合せず、むしろ互いに個性を打ち消しあってしまった点と、犯人の意外性のなさが残念ではあるが、謎解きはお腹いっぱいまで堪能できる。探偵役の加茂含め、登場人物の味気なさが良くも悪くも古典のようで、そちらの面ではSF設定が上手く化学反応を起こして新鮮味を添え、ラストの畳み方もきれいで読み心地がよい。竜泉一族縛りでシリーズ物だというのが意外だったが、この先ちゃんと意味を為すのか期待したい。2023/10/18

森オサム

40
著者初読み。第29回鮎川哲也賞受賞作。竜泉家の一族シリーズ一作目。予備知識無く読んだので、まずSFだった事にビックリ。クローズドサークの本格ミステリーでも有るが、とにかくややこしくて読み進めるのに難儀した。登場人物表、別荘図、別荘周辺図、関係者図、どれだけ見返したものか。パズルとしては良く出来ているのかも知れないが、物語としては微妙な感じ(竜泉家の一族の呪いの理由とか、タイムトラベラーへの順応の速さとか、出来過ぎのエピローグとか)。作者の真面目さ、賢さ、優しさ、みたいな物は感じましたので、応援しますけど。2024/01/14

HaruNuevo

24
一族にかけられた呪い、タイムトラベル、不可能殺人、迫り来る際によるタイムリミット、と、てんこ盛りの設定。 其れらを全てロジックで紐解いてゆく様は圧巻。 詳しくは書けないけど、中盤の終わりに舞台設定の背景事情がまず明かされて、主人公の行動に制限が加わるあたりからは頁を捲る手が止まらず一気読みとなった。 三部作とのことで、早速第二作目を読み始めよう。2024/02/03

lucifer

23
瀕死の妻を救うべく過去にタイムトラベルし、根本の原因を解決するために奔走する。“タイムトラベルのお約束”やらシステム的な部分はふんわり読みをしてしまったが、後に“惨劇”とついた事件は、クロサーに密室に見立てにと色々なギミックが詰め込まれてるので、過去に着いて事件が起きてからはもうワクワクしっぱなし。そして、久々に“読者への挑戦状”ときたもんだ。犯人こそ当てられたものの、トリックは微かにかすった程度でほぼわからなかった。タイムリープ系は初めてで読み始めは少々不安だったが、めちゃめちゃ面白かった。2023/10/13

おうつき

23
ラストの余韻をもう一度味わいたくて、文庫本で再読。 細かい部分はかなり忘れてしまっていたので、改めて巧妙に張り巡らされた伏線に驚かされる。切れ味の良いロジックも最高。 2023/10/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21496853
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。