出版社内容情報
「私立探偵の工藤俊作さんだね?」――受話器の向こうから響く声は低く、威圧がこもっていた。電話の内容は、失踪した少女の捜索依頼。四日間の期限付きという奇妙な条件ではあるものの高額の成功報酬に、工藤俊作は依頼を引き受ける。だが調査を始めて間もなく、少女を誘拐したという脅迫電話を端緒として、事件は様相を変える。錯綜した人間関係を手繰る先に待ち受ける苦い真実。同名の名作ドラマ原案者にしてハードボイルドの泰斗が書いた、もうひとつの探偵物語。国産ハードボイルド史上もっとも有名な私立探偵が、いま甦る。
【目次】
内容説明
「私立探偵の工藤俊作さんだね?」―受話器の向こうから響く声は低く、威圧がこもっていた。電話の内容は、失踪した十七歳の少女の捜索依頼。調査を始めて間もなく、少女を誘拐したという何者かの脅迫電話を端緒に、事件は様相を変える。都市の錯綜した人間関係を手繰る先に待ち受ける苦い真実。同名のドラマ原案者にしてハードボイルドの泰斗が書いた、もうひとつの探偵物語。
著者等紹介
小鷹信光[コダカノブミツ]
1936年岐阜県生まれ。早稲田大学文学部英文科卒。70年に〈ミステリマガジン〉で始めた連載「パパイラスの舟」を端緒に数々のエッセイでアメリカ探偵小説を紹介するとともに、ハードボイルドの古典的名作から”ネオ・ハードボイルド”作品群まで多数翻訳。またテレビドラマ『探偵物語』では原案ならびに小説版を手掛け、私立探偵・工藤俊作は国産ハードボイルドの代名詞的存在となる。2007年『私のハードボイルド 固茹で玉子の戦後史』で第60回日本推理作家協会賞を受賞。15年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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