創元推理文庫<br> 源氏供養―草子地宇治十帖

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創元推理文庫
源氏供養―草子地宇治十帖

  • 森谷 明子【著】
  • 価格 ¥1,034(本体¥940)
  • 東京創元社(2024/07発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 400p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488482060
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

藤原道長の別荘で毒殺未遂!?
都を離れ、宇治の庵にて紫式部最後の謎解き
『宇治十帖』の秘密に迫る、王朝推理絵巻 完結編
東京創元社創立70周年記念文庫書き下ろし

西国でのちに「刀伊の入寇」と呼ばれる騒乱が起こり、それを発端としたはやり病の広がりが都でも噂された寛仁三年。紫式部(香子)は出家し、宇治の庵で一人で暮らしている。小一条院妃延子より『源氏物語』の続きを促す便りをもらうも、手指の痛みで筆をとることができずにいた。そんなある日、庵のそばで毒を盛られたとみられる猫の死体が見つかり……。王朝推理絵巻、完結篇。著者あとがき=森谷明子

■目次
序章
第一章『その頃』
第二章 刀伊の夏
第三章『その頃、藤壺と聞こゆるは』
第四章『その頃、横川に』
第五章『とぞ本にはべめる』
第六章『その頃、按察使(あぜち)大納言と聞こゆるは』
終章

内容説明

西国でのちに「刀伊の入寇」と呼ばれる騒乱が起こり、それを発端としたはやり病の広がりが都でも噂された寛仁三年。紫式部(香子)は出家し、宇治の庵で一人で暮らしている。小一条院妃延子より『源氏物語』の続きを促す便りをもらうも、手指の痛みで筆をとることができずにいた。そんなある日、庵のそばで毒を盛られたとみられる猫の死体が見つかり…。王朝推理絵巻、完結篇。

著者等紹介

森谷明子[モリヤアキコ]
神奈川県生まれ。2003年、紫式部を探偵役にした王朝ミステリ『千年の黙 異本源氏物語』で第13回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。卓越した人物描写とストーリーテリングで高い評価を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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がらくたどん

53
「だって、あなたは腹が立ちませんか?」光り輝く男性の栄華の道すがらで愛でられ捨てられ偲ばれる女性の生涯を綴って来た源氏物語。中の品の女性だけではない。上の品でも政治の駒として豊かな暮らしと引き換えの枷が待つ。物語の上で源氏が「幻」の終活を経て「雲隠」の帖題と共に生涯を閉じた後、現職を退き道長とのしがらみからほぼ開放された式部が隠居所の宇治で綴った最弱ヒロイン浮舟の生きて毅然と立つ外伝十帖に念じて込めた「これからの女性達」への祈りとは。宇治では毒が、大宰府では刀伊が。風雲急を告げる完結巻!結構なお点前でした2024/07/23

アルピニア

46
「供養」という題名がぴったりの物語。源氏物語に関する謎(輝く日の宮の帖、作者別人説 等々)の答え(森谷説?)を散りばめつつ、源氏物語によって悩みを抱えた人々を薫子が導く。当時の人々が源氏物語をどのように受け取ったのか・・森谷さんの描き方を興味深く読んだ。あとがきによると、この物語は森谷さんが大学生の頃にはじめて「宇治十帖」を読んだ時の感想が基になっているそうだ。その感想がなんとも吃驚で笑ってしまった。その感想がこの作品へと膨らんだとは・・。森谷さんの想像&創造力をたっぷり楽しませてもらった。2024/07/30

kagetrasama-aoi(葵・橘)

34
「王朝推理絵巻 完結篇」「千年の黙 異本源氏物語」の後書で、確か次作は「宇治十帖」にテーマにしたいとお書きになられていた覚えが。作者さまにとってもさぞかし思い入れがあったと察っせられる今作でした。都の宮中の華やかさも良いですが、この時代の太宰府の生々しい「刀伊の入寇」の描写に圧倒されました。登場人物も多岐にわたり楽しかったです。脩子内親王がこの世界で自分を貫いた人生を送れたことが嬉しくて、思わず涙が滲みました。作者さま、素敵な物語をありがとうございました。暫く「源氏物語」の世界の余韻に浸りたいです。2024/09/10

ちゃいろ子

29
シリーズ完結。香子や阿手木たち登場人物が大好きになっていたので読み終わりたくない!でも早く読みたいという気持ちと戦いながら。悲しいシーンも多かったが、とても良い終わり方だった。 世界に誇る名作を元にミステリとしてシリーズを描き切った森谷明子さんに大拍手! そして「竹河」と「紅梅」再読せずにはいられないわ(笑)2025/02/08

タカギ

24
超久しぶりのシリーズ最新刊にして最終巻で文庫書き下ろし。たぶん毎回書いてるけど、源氏物語を最後まで読んでいない。でも好きな人が死ぬほどいるから、きっとおもしろいんだよね。角田光代訳で再チャレンジするか…。この時代って人物相関図がめちゃくちゃ複雑で、名前もややこしいので誰が誰やらわからず、なんとなーくで最後まで読んでしまった。あんまりミステリの濃度は高くないけど、おもしろかったです。なんて素敵にジャパネスクが大好きなので。2024/08/05

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