創元推理文庫<br> 罪灯

個数:
  • ポイントキャンペーン

創元推理文庫
罪灯

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年07月30日 07時14分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 193p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488467081
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「手を下さなければ殺人ではない。私は何もしていない」偶然と悪意が重なる瞬間に“完全犯罪”を成し遂げた、春夏秋冬を名に冠する四人の少女と四つの事件。彼女たちの前に、それぞれの罪を見抜いた男性が現れる時、その心をよぎるものは―。犯罪心理と少女の心の綾を巧みに組み合わせた、全編を通して蓋然性の犯罪を扱う幻のミステリが初文庫化。『危険区域』他、全四編を収録。

著者等紹介

佐々木丸美[ササキマルミ]
1949年北海道生まれ。75年『雪の断章』でデビュー。77年『崖の館』を発表、抒情と幻想を湛えた独自の作風で人気を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ベイマックス

68
図書館本。ミステリーにも様々なジャンルがあるんだね。でも、なんか、特に派手なこともなく、考えさせられるようなトリックもなく。『プロバビリティの犯罪』だって。2020/09/06

雪紫

57
文庫にて再読。犯した罪に導かれ、灯放つは恋の花。未必の故意が産む、必然の恋。ただし、片恋の相手は館三部作おなじみの男性達(と書いて全員将来の相手持ちと読む)。全編プロバリティーの犯罪を犯した少女達。だけど自らの罪を信じる心は情緒深く、ロマンスに満ち溢れた本。哲文君は立派なお医者様になられて・・・そして堂本さんは実に、らしいことで・・・。罪は救われ、灯は消える。だけど救いと芽吹きはそこにある。ずっと文庫積んでたけど、やっぱり良かったわ(じゃあなんで積んでた)。2022/04/07

藤月はな(灯れ松明の火)

39
冬都、春都、夏都、秋都。4人の少女は高慢な薔薇の寄生虫だった。ある時、彼女たちの一人が薔薇の首を細くしたことにより、薔薇は落ちた。寄生虫のようなのに「自分は特別」と自惚れていた彼女たちの殺意が偶然によって叶えられる。やがて彼女たちは「恋」という混乱の蛹で罪悪や狡猾などにドロドロに溶かされ、「平凡」という羽化を遂げる。しかし、誰かに糾弾され、恋の痛みによって許されなければ罰は終わらないというのは傲慢ではないのだろうか?特に秋都の糾弾に対して「あんたも同じ穴の貉じゃない」と少女達の本質は何一つ、変わっていない2013/03/03

ちょん

24
歌うような文体で綴られる少女4人の未必の殺意で行われた殺人事件のお話。出版社さんの企画でなかなか手に入らない本、とのキャッチコピーに惹かれ読んだのですが、恐ろしく面白かったです✨✨面白すぎて驚きが隠せない。少女に合わせて4話の短編集なのですがどの子の殺意も怖い。1番印象に残ったお話は「顔」です。溺れてる人を助けるか無視するか。その場で何をするか。「助けても殺人、助けなくても殺人」2020/11/12

hnzwd

21
プロバビリティの犯罪をテーマとした連作短編集。四人の主人公達それぞれが犯罪?を通して少女期から一つ大人になっていくような作りは不思議な感覚でした。直接的に手を下した訳ではない。犯罪をした訳ではない。でも探偵役は現れて。。2021/02/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/488441
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品