創元推理文庫<br> 彼女はたぶん魔法を使う

個数:
電子版価格
¥550
  • 電子版あり

創元推理文庫
彼女はたぶん魔法を使う

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年10月16日 03時21分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 332p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488459017
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

元刑事でフリーライターの柚木草平は、雑誌への寄稿の傍ら事件調査も行なう私立探偵。今回もち込まれたのは、女子大生轢き逃げ事件。車種も年式も判明したのに、車も犯人も発見されていないという。被害者の姉の依頼で調査を始めたところ、話を聞いた被害者の同級生が殺害される。私生活でも調査でも、出会う女性は美女ばかりで、事件とともに柚木を悩ませる。人気シリーズ第一弾。

著者等紹介

樋口有介[ヒグチユウスケ]
1950年群馬県生まれ。國學院大學文学部中退後、劇団員、業界紙記者などの職業を経て、1988年『ぼくと、ぼくらの夏』でサントリーミステリー大賞読者賞を受賞しデビュー。1990年『風少女』で第103回直木賞候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

七色一味

81
読破。これはおもしろかった。『探偵はバーにいる』風のハードボイルドですが、もう少し柔らかめな感じです。表紙とタイトルに惹かれて読んでみたんですが…。このシリーズ、追いかけることに決定! 最後、ニヤニヤしながら読んでたんですが、あら、ちょっと、この先どうなるのさ! ちなみに『片思いレシピ』の主人公加奈子は、本書の主人公柚木草平の娘です。2014/04/20

タックン

67
柚木草平シリーズの記念すべき1作品目。これ読むと草平が警視庁を辞めたとか奥さんとの別居の原因が何となくわかる。樋口さんは気の強い知的な美人・美少女を生き生きと描くのに長けた作家さんだとあらためて思った。それとウイットの富んだ軽妙な会話も素晴らしい。 殺人事件の真相はわかれば結構単純であった。犯人より被害者女性の姉とか高校の同級生の計算高さが怖かった。 最後にのちのちの美人編集者ばりのキャラの被害者の友人美人さんが草平のアパートを襲撃して、約束してた美人警部冴子とでくわす修羅場はどうなったか気になるな。2023/08/12

はつばあば

66
読み終えたのが埼玉。昨日代々木をちょっと歩いた⁇だけで本に登場する都心部がわかったつもりなのだから可愛い婆だ(*´◒`*)。事件ものとするには軽いが、女性とのトークの数々は面白いし、今の奥手な男性にはちょっと勉強になるのではないかと( ◠‿◠ )。ただ・・草平さんが亭主だといつもイラついているかも(*´◒`*)2019/04/30

セウテス

65
柚木草平シリーズ第1弾。元刑事でフリーライターの主人公は、元上司の吉島冴子から未解決事件を回して貰い探偵業をしている。作品としてはハードボイルドのスタイルだが、やはり作者の作風は爽やか、サラッとした描き方は新ハードボイルドと言うべきか。特徴は、兎に角出てくる女性は美しい、しかも草平は何故かモテる。ミステリとしても標準以上の推理を楽しめるが、何にしろ美女たちとの会話が面白い。二転三転する真相も、ラストの締めくくり方も巧いと思う。タイトルの彼女とは誰の事なのか、使った魔法とは何なのか、の答えが判らないのです。2017/03/19

kei302

60
名作ですね。柚木草平38歳 妻(別居中)小四の娘あり。 懐かしすぎて思わず涙ぐむ。会話がしゃれてるというか、クセになる。西の黒川・東の樋口。そして、女性陣のキャラが粒だっていて、女性を書かせたら西の宮本・東の樋口、乙川。並べるのはおこがましいが。創元推理文庫平成19年の9版。著者あとがきが嬉しい。純文学系で書いていたとか、ミステリの書き方は2時間ドラマで学んだとか。完結しないまま終わったのは残念だけど、ゆっくり再読していきます。樋口さん、ありがとう、お疲れ様でした。2021/11/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/531682
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。