創元推理文庫<br> 松風の記憶―中村雅楽探偵全集〈5〉

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創元推理文庫
松風の記憶―中村雅楽探偵全集〈5〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 652p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488458058
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

巡業先の広島の古刹で急死した歌舞伎俳優・浅尾当次。当日、修学旅行でそこを訪れた仲宮ふみ子は、数年後、当次の長男・太当郎と運命的に出会う。その出会いがもたらす事件に、雅楽はどう対峙するのか―『松風の記憶』。小劇団で起こった不思議な事件と、竹野記者の手記から雅楽が導き出す鮮やかな推理―『第三の演出者』。雅楽ものの2長編に、充実のエッセイも併録した最終巻。

著者等紹介

戸板康二[トイタヤスジ]
1915年東京生まれ。慶應義塾大学国文学科卒。劇評家、歌舞伎・演劇評論家、作家、随筆家の顔を持つ。江戸川乱歩のすすめでミステリの執筆を開始し「宝石」にデビュー作「車引殺人事件」を発表する。1959年「團十郎切腹事件」で第42回直木賞、1976年「グリーン車の子供」で第29回日本推理作家協会賞を受賞。1993年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯

15
歌舞伎役者中村雅楽の推理、シリーズ5作目。表題作は、犯人が誰かよりも犯行が起きるまでの経緯を読ませる中編。その次の作品は、事件の起きた劇団関係者への聞き書きを読んだ雅楽の推理。その後は、作者戸板康二さんが、あちこちに書いたエッセイをまとめてある。2015/05/26

きら

4
読んでみて、長編だったので、びっくり。でも正直、表題にもなってる、『松風の記憶』はイマイチ……。 次の『第三の演出者』は、私が『藪の中』の構成の小説が好きなのもあって、楽しめました。2020/02/03

KAZY

2
表題作ともう1篇、中村雅楽ものの長編(中編くらいの長さ)。それに、主に著者が小説を書き始めるきっかけとなった江戸川乱歩とのことや、久保田万太郎のことを綴ったエッセイ。短編より読みやすく感じたのは、短編では既知のこととして省略せざるを得ない演劇界の常識とか背景が描かれているからか。こっちが慣れてきたからということかもしれないが(^^; 比較的初期の作品ということで古さは感じるものの面白く読んだ。2015/01/30

左近

2
中村雅楽探偵全集第5巻。巡業先で急死した歌舞伎役者と、その遺体を発見した修学旅行中の女子高生が不思議な縁でつながり、事件の歯車が回り出す『松風の記憶』。演出家の死後、遺された脚本の稽古中に、小道具の銃から実弾が発射される『第三の演出者』。以上、長編2作と、中村雅楽関係のエッセイを収録。中村勘三郎が雅楽を演じたドラマの題名『~つづいて-』のセンスが…夢中になって読んだ雅楽全集も遂にラスト。もう新作が書かれることのないシリーズを読了してしまうのは本当に残念。あとは近藤史恵や松井今朝子に期待するか……2012/11/19

めにい

2
蒼林堂古書店から。日常ミステリの部で紹介されていたのでそのつもりだったら、なんと!サスペンスミステリだった。面白くて一気に読んでしまった。中村雅楽シリーズの初読としては異端だったのかも。 2012/05/11

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