創元推理文庫<br> 水族館の殺人

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創元推理文庫
水族館の殺人

  • 青崎 有吾【著】
  • 価格 ¥968(本体¥880)
  • 東京創元社(2016/07発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 444p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488443122
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

夏休み最中の八月四日,向坂香織たち風ヶ丘高校新聞部の面々は,取材で市内の穴場スポットである,丸美水族館に繰り出した。館内を館長の案内で取材していると,B棟の巨大水槽の前で驚愕のシーンを目撃。な,なんとサメが飼育員と思われる男性に喰いついている! 駆けつけた警察が関係者に事情聴取していくと,容疑者は11人にもおよぶことに。しかもそれぞれに強固なアリバイが……。袴田刑事は,仕方なく妹の柚乃へと連絡を取った。あのアニメオタクの駄目人間・裏染天馬を呼び出してもらうために。“若き平成のエラリー・クイーン”が,今度はアリバイ崩しに挑戦。

青崎有吾[アオサキユウゴ]

内容説明

夏休み真っ直中の8月4日、風ヶ丘高校新聞部の面々は、取材先の丸美水族館で驚愕のシーンを目撃。サメが飼育員の男性に食いついている!警察の捜査で浮かんだ容疑者は11人、しかもそれぞれに強固なアリバイが。袴田刑事は、しかたなく妹の柚乃に連絡を取った。あの駄目人間・裏染天馬を呼び出してもらうために。“若き平成のエラリー・クイーン”が、今度はアリバイ崩しに挑戦。

著者等紹介

青崎有吾[アオサキユウゴ]
1991年神奈川県生まれ。明治大学卒。学生時代はミステリ研究会に所属し、2012年『体育館の殺人』で第22回鮎川哲也賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

360
平成のエラリー・クイーン裏染天馬シリーズの2作目は風ヶ丘高校を飛び出して町内の水族館内で起きた殺人事件に新聞部が取材絡みで遭遇し警察官の仙堂・袴田兄コンビの嫌々ながらの依頼により天馬が乗り出し解決するストーリーですね。今回は容疑者11人のアリバイ崩しの趣向で意外性こそ少ない物の緻密な論理的推理は健在で素晴らしく読者への挑戦状も付いて楽しめましたね。今時でなく古典的ながらも実力がないと書けない秀作ですね。唯この動機は誠に残酷で殺生に思いましたね。そして変人・天馬の過去の秘密の興味が残され次作が楽しみですね。2024/08/04

青乃108号

292
シリーズ2作目。今度は学校を飛び出し、水族館だ。前作でお馴染み風ケ岡高校新聞部が取材中のまさにその時、サメ水槽に飼育員が落ち込み喰い殺されるという衝撃の事件が発生。前作でお馴染み警察のコンビが乗り込んで来るが、諸々の悪条件の為彼らの手には負えず、苦渋の選択として前作でお馴染みオタク天才・裏染天馬を呼び出す事に…謎深い殺人、容疑者には全員アリバイがあり、流石の天馬も前作よりかなり手こずるが、彼は論理的に1つずつ、謎を突き崩しついに真相にたどり着く。前作よりかなりグレードアップされた面白さ。3作目も読みます。2024/05/29

nobby

207
シリーズ第2弾。多くが目にした水槽内でサメに喰われる衝撃!ここから11名の容疑者のアリバイに絞ってロジカル全開。中盤までは血染めの足跡や水滴など犯行現場の推理やトリックの実証などが楽しめる。相変わらず強烈なキャラ達だが前作よりもスッキリして面白い。後半の消去法な絞り込みに、自分の固い脳で必死に追いかける!度々ページ戻り確認するのもまた心地よい(笑)水族館という設定や持物など伏線の張り方に「ほぉーっ!」と感嘆すること多し!犯人が凶行に及んだ理由も一筋縄ではなく好み。2016/10/11

stobe1904

191
【裏染天馬シリーズ②】今回は横浜の水族館が舞台。新聞部が取材で訪問した水族館で飼育員がサメの水槽に転落し死亡したが…。特殊設定もなく論理的な必然を積み重ねる推理の切れ味は前作同様、この作品でも抜群。ポイントとなる水族館裏の構造がつかみにくいことと、動機の弱さが難点。読者への挑戦はかすりもせずだが、安心してアリバイ崩しの本格ミステリを楽しめる佳作だった。著者の作品は短編のほうが切れ味と完成度が高いかな…。★★★☆☆2024/01/18

さばかん

137
論理論理論理の推理小説。  論理によってここまで推理し得るものなのかと感嘆するばかりである。  ほんとにこれ自力で推理できる人がいるのだろうか、いるのだろうな。  いやもうほんとただただ圧倒されている。  ただ事件が起きて解決するだけなのに、濃密で濃厚で重厚で緻密で繊細で計画的で論理的なお話が書けるなんて凄いなぁ……。  卓球の場面もなかなか良くて、卓球パートももうちょっと読んでみたいなぁなんて。2016/12/20

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