創元推理文庫<br> 予告状ブラック・オア・ホワイト―ご近所専門探偵物語

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創元推理文庫
予告状ブラック・オア・ホワイト―ご近所専門探偵物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 303p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488441135
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

真面目さが取り柄の会社員・渡会透子は、ひょんなことから名探偵・九条清春の秘書になる。かつて九条は全国を股にかけ、多くの難事件を解決した素人探偵だったが、今は地元・川崎市内というご近所でのささやかな謎にしか興味を持たない、自称“ご当地探偵”になっていた。そんなモットーを掲げ、女子力は高いくせに普段はぐうたらに過ごす九条の尻を叩きつつ、透子は奇妙な謎と向き合う! ご当地アイドルに届いた予告状、川崎市出身のオリンピック選手の行方不明事件など5編。ものぐさ探偵と生真面目秘書が依頼人の悩みを晴らす、連作ミステリ。

内容説明

真面目さが取り柄の会社員・透子は、ひょんなことから名探偵・九条の秘書になる。かつて彼は全国を股にかけ、多くの難事件を解決した素人探偵だったが、今はなぜか地元・川崎市内というご近所でのささやかな謎にしか興味を持たない、自称“ご当地探偵”になっていた。ご当地アイドルに届いた予告状の謎など、ものぐさ探偵と生真面目秘書が依頼人の悩みを晴らす連作ミステリ全5編。

著者等紹介

市井豊[イチイユタカ]
1983年神奈川県生まれ。日本大学芸術学部卒業。2008年、「聴き屋の芸術学部祭」で第5回ミステリーズ!新人賞に佳作入選する。2012年、同作を表題作とした連作集でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

82
連作短編集。ものぐさ探偵と生真面目秘書で謎を解く。桐江さんちの宝物が一番良かった。2019/03/29

papako

72
なんか気になって読んだ。ご近所さんの川崎が舞台ってこともあって。うーん、あんまり楽しめなかった。ご当地探偵と秘書の会話の妙を楽しめれば良かったのか?謎ときも気持ちよくなくて。テンポが合わなかったようです。これなら『聴き屋』の方がまとまってたと思う。2019/04/05

よっち

54
ひょんなことから名探偵・九条清春の秘書になった渡会透子。自称ご当地探偵の九条と堅物で真面目さが取り柄の透子が、地元で起きる奇妙な謎を解き明かしてゆく連作ミステリ。神奈川県川崎市を舞台に、ご当地アイドルに届いた脅迫状や今は亡き親友の宝物の正体、地元出身のオリンピック選手を巡る嘘、動物公園で起きた不審な出来事、絵馬紛失事件の真相。こじんまりとした謎が中心の展開でしたけど、ぐうたらな九条と透子の掛け合いもなかなか楽しく、解き明かす真相もまた優しく味わいのある結末だったりで、是非シリーズ化を期待したい作品ですね。2019/04/04

hnzwd

36
一流財閥の息子ながら、ご近所の謎解き専門の探偵と、その秘書を主人公にした短編集。犯人に悪意があるのは一話だけで、基本は日常の謎物でしょうか。全ての話が最後にもう一捻りする形を取るものの、、ちょっと小粒な印象が。2019/03/13

coco夏ko10角

35
川崎市内のささやかな謎にしか興味がないご当地探偵、5つのお話収録の連作短編集。秘書・透子さんの真面目具合好きだわ。実在する施設や商店街がいくつも。カワサキハロウィン、準備期間と当日でそれぞれ一話できそうだし、続編あったら読んでみたい。2019/07/17

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