創元推理文庫<br> あれは子どものための歌

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創元推理文庫
あれは子どものための歌

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488438210
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

この一冊は、「この世の理に背く力」に
推理とロジックで対抗する「正しき理の力」を
奥行き深く大きな背景で描いた、
知的かつ誠実で豊かな物語なのである。――宇田川拓也(解説より)

第7回ミステリーズ!新人賞佳作を収録

因縁めく旅人と八年ぶりに再会した料理人、飢饉に苦しむ国を救った謎の商人、不思議なナイフで自らの“影”を切り離した男――三人の話が並行して語られて終盤でひとつになり、驚愕の真相が浮かび上がる第七回ミステリーズ!新人賞佳作「商人(あきんど)の空誓文(からせいもん)」。どんな賭けにも負けない力を得た少女を描いた表題作。その他、あらゆる傷を跡形なく消し去る名医など、“この世の理に背く力”に人生を狂わされる者達の物語全五編と、その背後で進行する国の存亡に関わる陰謀を、架空の異国を舞台に、本格ミステリの興趣を巧みに織り込んで描いた連作集。

内容説明

因縁のある旅人と8年ぶりに再会した料理人、飢餓に苦しむ国を救った謎の商人、不思議なナイフで自らの“影”を切り離した男。並行して語られる3人の話が終盤でひとつになり、驚愕の真相が浮かび上がる第7回ミステリーズ!新人賞佳作「商人の空誓文」ほか全5編。“この世の理に背く力”と契約した者達によって起きる事件や陰謀に、人間が知恵と推理で立ち向かう連作ミステリ。

著者等紹介

明神しじま[ミョウジンシジマ]
1989年東京都生まれ。早稲田大学卒。在学中はワセダミステリクラブに所属。2010年「商人の空誓文」が第7回ミステリーズ!新人賞佳作となる。2013年に発表した「あれは子どものための歌」は、翌年、本格ミステリ作家クラブの年刊アンソロジーに選ばれた。2022年、両作を含む連作短編集『あれは子どものための歌』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

高久

3
すっごくおもしろかった…!表現が難しいんですけど、、ファンタジーの物語と推理小説の両立のしかたが、たぶんいままで読んだどの本よりも巧みだと思う。同じような挑戦をしてる作品は多いんですけど、おおむねミステリかファンタジーのどちらかに比重が偏りがちで、ファンタジー小説としての物語の部分も推理小説としてのロジックの部分も偏りなく面白い。すごいな。きちんとみんなの努力や足跡に報いる大団円なのもすばらしいです。ワジの性格の悪さ大好き2025/05/08

鳩羽

2
飢饉の危機が迫る国に訪れた商人は、売り物が売れないために物語りを始めた。その語り口上は評判を呼び、やがて国王の相談に乗るまでになる。商人は痩せた土地でも育つじゃがいものを見せ飢饉に備える方法を提案するが…。架空の世界を舞台にした連作短編集だが、ファンタジーというより特殊設定ミステリという方が近い。裏の裏があり、別のストーリーの線が連綿とあり、いろんな思惑があり、と謎が解ける爽快感への予感をあちこちに散りばめてあって、楽しめた。寓話というほど単純化はされていないが、小説というほど書き込まれてもないかな。2025/05/17

羽田

2
連作ミステリでもあり、読むたびに「前の話のあれってここと繋がるのか!」と発見があってちらちら読み返してしまう。ファンタジーとミステリの根が共通していることをあらためて思い出した。不可思議な状況への説明が「魔法」でも「トリック」でも、そこに何らかの解答を求めて納得したいってのは同じだよね。作家さんの他の作品が読みたくて検索してしまったんだけど、現状この作品集しかない…?探し方良くないのかな。もしそうなら残念すぎる2025/05/02

RST

1
まずミステリとファンタジー要素のある連作短編集という時点で好きなものの集積。「対岸の火事」が特によかった。悪役にも悪の面だけではないという多面的な描写が好ましい。2025/04/18

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