創元推理文庫<br> ミミズクとオリーブ〈2〉 (改題新版)

個数:
電子版価格
¥850
  • 電子版あり

創元推理文庫
ミミズクとオリーブ〈2〉 (改題新版)

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月25日 01時55分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488430092
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

美食と推理の華麗な競演
『嫁洗い池』改題・新装版

塩アンの丸餅 ヒャッカの雪花
干し海老 アラメの炒め煮
ヒャッカのトウ漬け 関東炊き
黄粉の握り飯 ウルメの丸干し

香川の郷土料理と、“ぼくの妻”の名推理②

八王子に暮らす作家のぼくと妻の許には、時折お客が訪れる。その日も食事時という絶妙なタイミングで、弟を殺害したという男の事件の相談に悪友の河田警部がやってきた。料理上手な妻の推理ははたして? 大根の雪花、イリコ、塩アンの丸餅、アラメ、ヒャッカ、豆腐の兄弟煮、関東炊き……郷土料理を中心にした美味(うま)そうな料理も魅力のシリーズ第二弾。『嫁洗い池』、改題・新装版。著者あとがき=芦原すなお/解説=喜国雅彦

■収録作品
「娘たち」
「まだらの猫」
「九寸五分」
「ホームカミング」
「シンデレラの花」
「嫁洗い池」

内容説明

八王子に暮らす作家のぼくと妻の許には、時折お客が訪れる。その日も食事時という絶妙なタイミングで、弟を殺害したという男の事件の相談に悪友の河田警部がやってきた。料理上手な妻の推理ははたして?大根の雪花、イリコ、塩アンの丸餅、アラメ、ヒャッカ、豆腐の兄弟煮、関東炊き…郷土料理を中心にした美味そうな料理も魅力のシリーズ第二弾。『嫁洗い池』、改題・新装版。

著者等紹介

芦原すなお[アシハラスナオ]
1949年香川県生まれ。早稲田大学文学部卒、同大学院博士課程中退。86年『スサノオ自伝』でデビュー。90年発表の『青春デンデケデケデケ』で第27回文藝賞、第105回直木三十五賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ribes triste

10
ミミズクとオリーブ第2巻。小説家のぼくの家に今夜も友人の河田警部が、奥さんの美味しい晩ご飯と事件の名推理を目当てにやってくる。「ぼく」のひょうひょうとした人柄の良さと河田警部とのコミカルなかけ合いも面白く、やみつきになって読んでしまいました。読み応えありの6つの事件でした。ぼくの家に現れるミミズクは、トラフズク、コミミズクのどっちかなあと想像を膨らませるのも楽しい。2025/02/08

はるき

9
 作家と刑事ってよくあるバディですが、本作の探偵はおっとり奥様。掛け合いが楽しい。2025/03/04

みすみ

6
シリーズ第2弾。引き続き、和製『奥様は名探偵』スタイル。しかし会話がうまい。前作にましてポンポンポンポン、弾むようでありつつとっ散らかりはしない筆致が見事すぎて溜息が出る。これが才能なんだろうな。本題のミステリにしても、ほどよく練られた密室や失踪、犯行誤認トリックなんかが出てきて「これくらいは欲しい」読み応えのラインをちゃんとクリアしてくれている。さすが創元推理文庫の出版。「嫁洗い池」はまあアレだけど、このくらいなら有栖川有栖辺りもたまにやるからな。その分「九寸五分」「ホームカミング」が良かった。2025/04/02

しゅー

6
★★★前作は「日常の謎系?」「男性の盲点を女性の視点から鋭く突くタイプ?」と思いながら読んでいた。しかし、起きる事件は意外に普通のミステリになっていく。その分、ワンパターンにならないように、主人公夫婦のドラマに変化がついているのはありがたい。事件の説明が単調にならない会話の巧さも格別だ。こう言う安楽椅子探偵物は、続けて読むと「流れ作業」みたいに感じてくるものだが、本シリーズは飽きずに読める。1作目で身勝手に思えた主人公と友人のコンビも、よくよく読むと周囲に心配りができているではないか。これは3冊目も買う。2025/02/16

すいそ・はいどろ

4
ついついシリーズ2を読んでしまった。結構えげつない事件を奥様の洞察でほっこり解決してしまうのは、少々無理があるものの読み続けると癖になるね。中毒症があります。不思議な本です。2025/03/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22362117
  • ご注意事項