創元推理文庫<br> 不安な産声/華やかな喪服―土屋隆夫推理小説集成〈5〉

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創元推理文庫
不安な産声/華やかな喪服―土屋隆夫推理小説集成〈5〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 878p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488428051
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

人工授精をテーマに、動機のない殺人事件の謎を扱った『不安な産声』。「週刊文春」誌の年末恒例「傑作ミステリー・ベスト10」’89年度第1位の座を獲得した本作で、お馴染み千草検事が退場する。乳飲み子を連れたまま男に連れ去られた若き人妻。奇妙な誘拐劇をサスペンスフルに描く『華やかな喪服』。新境地に挑んだ力作二長編。

著者等紹介

土屋隆夫[ツチヤタカオ]
1917年1月25日長野県生まれ。中央大学法学部卒。49年、「宝石」の百万円懸賞コンクールに「『罪ふかき死』の構図」が一等入選。58年の『天狗の面』以降長編を発表し続け、現在に至る。『影の告発』で日本推理作家協会賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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MIRACLE

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第五巻は『不安な産声』『華やかな喪服』の二編を収録(解説・末國喜己)。『産声』は人工授精を題材にした作品。チサンちゃん(19頁)こと、千草との別れ。『喪服』は誘拐犯と被害者との出会いと別れを描いた作品。赤いワンピースが意外性の演出でなく、華やかな喪服であるのが土屋流。本作においても、キーワードは因果応報であった。因果が犯人を犯罪に駆り立て、応報が犯人に罰をあたえる(罪と罰)。2016/05/02

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