出版社内容情報
あの大震災の直後から西川伸一が書き綴った政治コラム集!
憲政の未曾有の危機をモニタリングした7年間の記録!
「直勝内閣」だった野田政権 /東日本大震災でも原発再稼働 /内閣法制局長官に異例の小松氏就任 /特定秘密保護法案の強行採決 /集団的自衛権行使容認へ /舛添都知事の当選と辞職、そして小池知事の登場 /18歳選挙権が実現 /「改憲は党是」は本当? /カジノ法でギャンブル立国か /政権を窮地に陥れたモリカケ問題 /最高裁長官は竹?氏から寺田氏、さらに大谷氏へ /内閣人事局発足とはびこるヒラメ官僚…
本書は雑誌『週刊金曜日』に、2011年4月から2018年の現在まで毎月1回連載している「西川伸一の政治時評」をまとめたもである。
西川 伸一[]
著・文・その他
内容説明
あの大震災の直後から気鋭の政治学者、西川伸一が書き綴った政治コラム集!憲政の未曾有の危機をモニタリングした7年間の記録。
目次
政治時評2011(4.22―「一つになろう」の標語の下に日本国旗損壊罪の新設案が息を吹き返すことを懸念する;5.27―政局とは一線を画す理性の府という参議院の存在意義を議長が忘れてはいけませんね ほか)
政治時評2012(1.20―野田“消費増税”内閣は自民路線の継承にすぎない;1.27―掲げた政策が骨抜きにされ改革の理想から遠ざかる―『動物農場』のような民主政権 ほか)
政治時評2013(1.25―菅官房長官は首相の単なる「お友達」ではなさそうだ右傾化の「抑止力」になるか;2.22―ディテール石破幹事長の不気味な党風刷新の動きと安倍首相が出し始めた地金 ほか)
政治時評2014(1.24―舛添氏が当選しその得票より細川・宇都宮両氏の得票数が上回る―これが最大の悪夢;2.21―「変えてもいいということになれば変えちゃだめということではない」と苦しい答弁 ほか)
政治時評2015(1.23―お手軽民主主義は何をもたらすのか;2.20―歴史認識に口閉ざす首相の「談話」に危惧 ほか)
政治時評2016(1.22―衆参同日選もくろむ任期軽視の安倍政権;2.19―終わらない人権犯罪 ハンセン病家族が提訴 ほか)
政治時評2017(1.20―無原則な“軟体動物” 自民党は政党なのか;2.17―司法独立の慣行無視か 安倍政権の最高裁人事 ほか)
政治時評2018(1.19―最高裁長官・大谷氏の“華麗な”経歴と中身;2.16―名護の選挙前移住はフェイクニュース ほか)
著者等紹介
西川伸一[ニシカワシンイチ]
明治大学政治経済学部教授、政治学者、博士(政治学)。専門は国家論、現代官僚制分析、立法過程論など。1961年新潟県生まれ。明治大学政治経済学部政治学科卒業、同大学院政治経済学研究科政治学専攻博士後期課程退学(4年間在学)。同政治経済学部の専任助手・専任講師・助教授を経て、2005年より教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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