出版社内容情報
ルーマニア人将校射殺事件と
女性が全身の血を抜かれて殺される
連続〈吸血鬼〉事件!
駆の現象学的推理が導き出した驚愕の真相
矢吹駆シリーズ第6弾!
パリで起きたルーマニア人亡命将校射殺事件。現場にはDRACという血文字が。その後女性が血を抜かれて殺される猟奇殺人が続く。矢吹駆はこの〈吸血鬼(ヴアンピール)〉事件の犯人が、遺体に動物の徴(シーニユ)を残していることに着目。一方ギリシアでの事件後神経を病んだナディアが、この連続猟奇事件に巻き込まれていく。脱血と動物の徴(シーニユ)は何を意味するのか? 駆の現象学的推理が暴く驚愕の真相!解説=中村大介
内容説明
パリで起きたルーマニア人亡命将校射殺事件。現場にはDRACという血文字が。その後女性が血を抜かれて殺される猟奇殺人が続く。矢吹駆はこの〈吸血鬼〉事件の犯人が、遺体に動物の徴を残していることに着目。一方ギリシアでの事件後神経を病んだナディアが、この連続猟奇事件に巻き込まれていく。脱血と動物の徴は何を意味するのか?駆の現象学的推理が暴く驚愕の真相!
著者等紹介
笠井潔[カサイキヨシ]
1948年東京生まれ。74年渡仏し76年帰国。79年デビュー作『バイバイ、エンジェル』で角川小説賞を受賞。98年『本格ミステリの現在』編纂で日本推理作家協会賞受賞。2003年『オイディプス症候群』と『探偵小説論序説』で本格ミステリ大賞二部門(小説、評論・研究)同時受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- 山に向かいて