出版社内容情報
作家・北村薫の歩む今日には、学生時代の先輩、憧れの作家、デビューしてから知己を得た盟友――同じくミステリを愛するひとびととの得難い出会いがあった。時にかれらは、著者も見過ごしていた原石の輝きを見付けだす〈名探偵〉に様変わりする。ひとつの真実へと向かう物語が、かくも多彩な輝きを放つ不思議。ミステリへの愛が詰まったエッセイを、録り下ろしの座談会や画家・大野隆司氏による描き下ろしの版画など付録いっぱいでお贈りします。
内容説明
作家・北村薫の生まれるまでには、学生時代の先輩、憧れの作家、デビューの後に知己を得た盟友―ミステリを愛するひとびととの得難い出会いがあった。時にかれらは、著者も見過ごしていた原石の輝きを見つけだす“名探偵”に様変わりする。ひとつの真実へと向かう物語が、かくも多彩な輝きを放つ不思議。ミステリへの愛が詰まったエッセイを、大野隆司氏の版画と贈ります。
目次
万華鏡とミステリ
では、まずお茶を
『瓶詰地獄』とその“対策”、そして―
忘れえぬ名犯人
『湖畔』における愛の生活とは
『ハムレット』をめぐって
文殊の知恵
名探偵たちとの遭遇
男の中の男
おたまりこぼしがない
日本、チャチャチャ
思わぬところから叔母の話になる
原典と新版
《73》の謎
仕事の鬼
三艇の駕籠
著者等紹介
北村薫[キタムラカオル]
1949年埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。89年『空飛ぶ馬』でデビュー。91年『夜の蝉』で第44回日本推理作家協会賞を、2006年『ニッポン硬貨の謎』で第6回本格ミステリ大賞を、09年『鷺と雪』で第141回直木賞を受賞。16年、第19回日本ミステリー文学大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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buchipanda3
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