創元推理文庫<br> ホペイロの憂鬱 JFL篇

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創元推理文庫
ホペイロの憂鬱 JFL篇

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  • サイズ 文庫判/ページ数 253p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488411114
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

僕がホペイロ(roupeiro:ポルトガル語で用具係のこと)を務めるJFL所属のビッグカイト相模原は、成績不振なうえ、奇妙な出来事がわんさか起こる。その度に、クラブのみんなは雑用に追われる僕に、謎解きを押し付けてくる。選手のスパイク管理が本職なのに。J2昇格を目指すサッカークラブを舞台に、ホペイロの奮闘を描く、ほのぼの連作ミステリ。「ホペイロ坂上の事件簿」開幕。

著者等紹介

井上尚登[イノウエナオト]
1959年、神奈川県生まれ。東海大学卒業。99年、第19回横溝正史賞を『T.R.Y.』で受賞しデビュー。同作は織田裕二主演で映画化され話題となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

papako

58
サッカー関連小説ってことで気になって。うーん、微妙かな。面白くないわけではないんですが、主人公のホペイロ坂上がちょっと気にいらない。ツンキャラの撫子さんもデレがないからちょっと。でも、舞台が昔住んでた所なのと、今の自分の行動範囲なので、そこは楽しめたかな。もうちょっとですごく楽しめるのに。という感じでした。ホペイロって仕事は知らなかった。もう少しサッカーに絡んでたら楽しめたのかなぁ。2017/07/21

再び読書

39
気軽に面白かった。日本のホペイロの評価もわかる。まだ、選手で大多数に知られている人は多いが、ホペイロでは皆無だ。これから全国区のホペイロが出てくることを期待する。おにアザミ、光恵さん、元気くん、森と既にキャラクターが立っているので期待が持てる。これからJ1へのエピソードか楽しみです。そしてもう少しサッカーの事が詳しく記載される事を期待します。2019/08/26

きつねこ

32
JFL所属のサッカーチーム「ビッグカイト相模原」でホペイロ(用具係)をしている僕が語る日常の謎ミステリー。女子3人がキャラ立ちしていて魅力的。サッカーチームの裏話も楽しかった~。すいすいと爽やかに読めました。 最後にはJ2昇格おめでとうございます~。シリーズがあと二冊あるようなので楽しみ!2014/10/14

A3

23
サッカーに絡んだ日常の謎系のお話。サッカー詳しくない方にもわかりやすいように解説があり、話もそこまで重いものは無いのでサクサク読みたいときにはお勧め。たまたまなのか知らないけど、相模原でサッカークラブと言えば。。。2015/05/14

KEI

21
サッカー大好き人間の婿さんから借りた本。短編6編。用具係をポルトガル語でホペイロと言うそうな。JFLに所属する相模原ビックカイトはJ2昇格を目指している。元代表のシューズが早く廃棄されるのは?応援フラッグが無くなったのは?協賛カレンダーが盗まれたのは?用具係とは言え全ての雑用を言い渡される坂上が解決していくというほのぼのしたミステリー。坂上の他、光恵、三島撫子、奈々子、元気、チャラ男等との絡みも面白かった。軽く読める本。婿さんの応援しているチームがJ1復帰出来ますように(^-^)2016/09/09

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