創元推理文庫<br> グラスバードは還らない

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創元推理文庫
グラスバードは還らない

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  • サイズ 文庫判/ページ数 383p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488406233
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

マリアと漣は大規模な希少動植物密売ルートの捜査中、得意取引先に不動産王ヒューがいることを掴む。彼には所有タワー最上階の邸宅で、秘蔵の硝子鳥(グラスバード)や希少動物を飼っているという噂があった。タワーを訪れた二人だったが、タワー内の爆破テロに巻き込まれてしまう! 同じ頃、ヒューの所有するガラス製造会社の社員や関係者四人は、知らぬ間に拘束され、窓のない迷宮に閉じ込められたことに気づく。「答えはお前たちが知っているはずだ」というヒューの伝言に怯える中、突然壁が透明になり、血溜まりに横たわる社員の姿が!? 好評シリーズ第三弾!

内容説明

大規模な希少動植物密売ルートの捜査中、顧客に不動産王ヒューがいるという情報を掴んだマリアと漣。2人は彼の邸宅のある高層ビルを訪れるが、そこで爆破テロに巻き込まれてしまう!同じ頃、ヒューの所有するガラス製造会社の関係者らが、窓のない迷宮に軟禁されていた。ヒューからの不気味な伝言に怯えて過ごしていると、突然壁が透明に変わり、血溜まりに横たわる男の姿が!?隠れる場所がないガラス張りの迷宮から、犯人と凶器が消えた!?連続殺人の謎を解く鍵、“硝子鳥”の真実とは?『ジェリーフィッシュは凍らない』に連なる、「マリア&漣」シリーズ第3弾。

著者等紹介

市川憂人[イチカワユウト]
1976年神奈川県生まれ。東京大学卒。在学時は文芸サークル・東京大学新月お茶の会に所属。2016年、『ジェリーフィッシュは凍らない』で第26回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。同作は各種年末ミステリベストにランクインした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

麦ちゃんの下僕

218
科学技術が現実社会とは異なる進化を遂げた“パラレルワールド”のU国を舞台に展開する「マリア&漣」シリーズの第3弾は、テーマが「ガラス」。今回は「インタールード」の挿入が1回のみですが、“事件”パートと“捜査”パートを交互に記す構成は前2作と同じですね。実を言うと、この作品最大の“罠”に関してはネタバレを踏んでいたんですが(苦笑)…それでも今回の(やり過ぎなくらい)複雑な“真相”には唸らされました!あと、マリアが巻き込まれるパニックサスペンス的な展開も面白かったですね。巻末の宇田川拓也さんの解説も秀逸です!2021/12/08

ちーたん

104
★★★★☆マリア&漣シリーズ第3弾。誰もが魅了される希少動物『硝子鳥』を秘密裏に所有する不動産王ヒュー。その情報を掴んだマリアと漣はヒューの邸宅がある72F高層ビルへ足を運ぶも爆破テロに巻き込まれ絶体絶命!一方でヒューによって軟禁された4人の男女が次々と殺されていき…◆賛否ありそうだけど個人的には一番面白かった!ふたつのクローズド・サークルを楽しめるのがイイ!結末に至る真相は目星通りな部分と本格とは呼べない展開であるのは否めないけどプロローグが心に残りやけに納得した。過去作との繋がりもあって楽しめました!2021/08/21

えにくす

99
やっと読めた。マリア&漣シリーズ第三弾。巨大ビルを所有する不動産王の懇親会に招かれた、4人の男女。目覚めると謎の迷宮に閉じ込められていて、1人ずつ殺されて行く。一方不動産王が不法に希少生物を飼育している情報を入手したマリアと漣は、巨大ビルに潜入する。そこで発生した爆破テロ。まるで911を連想させるような、緊張感ある物語だ。過去3作の中で、今回が一番面白かった。ジェリーフィッシュやブルーローズが、登場するのが嬉しい。硝子鳥の正体には驚いた!ラストは物悲しいな。漣はあの女性事務員と、付き合わないの?★4.12024/08/13

007 kazu

58
希少生物の違法取引疑惑のある富豪が住む高層ビルに入り、接触を試みる2人だがそのビルの一部が爆破。マリアは逃げ道を塞がれる。一方、最上階に住む大富豪のパーティには某プロジェクト関連者が集められていたがそこで連続殺人事件に巻き込まれていた。透過ガラスのフロアにも関わらず、犯人が見えない中で恐れおののく関係者達。若干トリックが複雑すぎる?と思うが一作目のジェリーフィッシュを絡めてくれるあたりにニヤリ。希少生物「グラスバード」の意外性とその最後の一文の余韻は見事だった。(続く)★4   2022/03/09

lucifer

53
マリア&蓮シリーズ第3巻。センセーショナルなプロローグから、静かなミステリーのグラスバードパートとパニック要素の強いタワーパートを交互に読むことでリーダビリティーは高い。前2作は、過去と現在を交互だったが、今回はリアルタイムだったので、今まで以上にスリリングで良い。ただ、推理がマリアの閃き頼りな点とトリックの後だしじゃんけん臭さは気になる。が、それでも衝撃の真相と‘‘硝子鳥’’のセンシティブな正体の驚きがあり面白かった。2021/06/20

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