創元推理文庫<br> ダイヤル7をまわす時

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創元推理文庫
ダイヤル7をまわす時

  • 泡坂 妻夫【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 308p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488402266
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

【生誕90年記念出版第1弾】
泡坂ワールドのすべてを愉しみ、
愛することができたのは、
この本に出会えたからだ――櫻田智也(解説より)
読めば必ず騙される!
名品『煙の殺意』に匹敵する短編集

戸根市で対立する暴力団・北浦組と大門組は、事あるごとにいがみ合っていた。そんなある日、北浦組の組長が殺害された。しかも殺害現場で、犯人が電話を使った痕跡が見つかる。犯人はなぜすぐに立ち去らなかったのか、どこに電話を掛けたのか? 「読者への挑戦」付きの、正統派犯人当て「ダイヤル7」。船上で起きた殺人事件。犯人はなぜ死体をトランプで装飾したのか? トランプの名品〈ピーコック〉をめぐる謎を描く「芍薬に孔雀」など7編。貴方は必ず騙される! 奇術師としても名高い著者が贈る、ミステリの楽しみに満ちた傑作短編集。

■目次
「ダイヤル7」
「芍薬(しやくやく)に孔雀(くじやく)」
「飛んでくる声」
「可愛い動機」
「金津(かなづ)の切符」
「広重好み」
「青泉(せいせん)さん」

内容説明

暴力団・北浦組と大門組は、事あるごとにいがみ合っていた。そんなある日、北浦組の組長が殺害される。鑑識の結果、殺害後の現場で犯人が電話を使った痕跡が見つかった。犯人はなぜすぐに立ち去らなかったのか、どこに電話を掛けたのか?犯人当て「ダイヤル7」など7編を収録。貴方は必ず騙される!奇術師としても名高い著者が贈る、ミステリの楽しさに満ちた傑作短編集。

著者等紹介

泡坂妻夫[アワサカツマオ]
1933年東京生まれ。75年「DL2号機事件」が第1回幻影城新人賞佳作となりデビュー。78年『乱れからくり』で第31回日本推理作家協会賞、82年『喜劇悲奇劇』で第9回角川小説賞、88年『折鶴』で第16回泉鏡花文学賞、90年『蔭桔梗』で第103回直木賞を受賞。奇術界でも著名で、69年に石田天海賞を受賞。2009年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

73
ミステリ短編集。やはり著者のミステリは読んでいて楽しくなるなあ。表題作は嬉しくも古典的な犯人当て。何故犯罪現場で犯人が電話をかける必要があったのかという謎から、ある事をある事出来なかった一人が犯人という事実まで論理的で読んでいて嬉しくも楽しい。自分は見事に外れました。他にも何故犯人は死体にトランプを仕掛ける必要があったのか。や、女性が心中を仕掛けた理由、画家のアトリエに一枚の絵もなかった謎など、著者らしいミステリの何故?が詰まった内容でした。やはりミステリはこの何故?が魅力的だといい作品になるなあ。2023/05/10

69
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2023/04/post-36b75e.html 【生誕90年記念出版第1弾】とのことで、第二弾以降もあるのでしょうか?「問題篇」「解決篇」のある【ダイヤル7】は、答がわかっても最後の最後で裏切られたのが面白かったです。2023/04/21

こら

63
ミステリを読み出したきっかけが、『亜愛一郎』シリーズだったので、目にしただけで、ついついワクワクしてしまう「泡坂妻夫」の四文字。まさにこのミステリの巨匠の大看板を引っさげて、待ってましたの短編集!最初にいきなり犯人当て小説「ダイヤル7」から始まり、最後の「青泉さん」まで、どう出し抜こうかな、という先生の茶目っ気溢れる作品ばかり。一番鮮やかだったのは「飛んでくる声」かな。読者を騙しはするけど、読者の期待は裏切らない全7品、まっこと堪能出来ました。2023/03/16

nemuro

57
帯に「読めば必ず騙される!名品『煙の殺意』に匹敵する短編集」とあって「生誕90年記念出版第1弾」。既読を検索。『揚羽蝶』(根室市立図書館/2009年3月読了)から『奇術探偵 曾我佳城全集(上)』(2021年11月読了)まで11冊(9作品)で髙田郁、越谷オサムと並び20位。うち『煙の殺意』は2014年10月、2017年4月、2019年1月の3度。意外に少ない。まあ(大半が段ボール箱内に眠る)読書メーター登録(2009年1月)以前を含めば鮎川哲也、樋口有介とともに国内作家ベスト3に違いない。巧みな7編を堪能。2023/07/07

森オサム

46
生誕90年記念出版第1弾。第3弾まで予定されているが、全て旧版で所有し全て未読と言う状況。買い直す事が読む切っ掛けになる、私には良くある話で有りますが、コレは読んで良かったですねー、ホントに面白かった。ノンシリーズの短編集で、1979年から1985年までの間に書かれていますから、自分的には小学生から高校生の時期に当たるんだなぁ。我が家も当然ダイヤル式電話でした。著者の作品には、とんでもないトリックとかに付いて行けない事も有るんですが、本作は丁度良い塩梅で楽しめました。中年以上の皆さま、特におススメです。2023/08/14

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