内容説明
蚊取湖の氷上で発見された死体の首には、包帯が巻きつけられていた。前日に、病院で被害者の男性と遭遇した慶子と美那は、警察からあらぬ疑いをかけられて―。泡坂妻夫「蚊取湖殺人事件」をはじめ、西澤保彦、小林泰三、麻耶雄嵩、法月綸太郎、芦辺拓、霞流一が贈る七つの挑戦状。問題編の記述から、見事に事件の真相を推理できますか?犯人当てミステリの醍醐味をあなたに。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
オーウェン
46
7つのミステリ作品のオムニバスで、本編と解答が分かれている。 よってこれは読者への挑戦でもある。 「大きな森の小さな密室」小林泰三 「ヘリオスの神像」麻耶雄嵩 「ゼウスの息子たち」法月綸太郎 「左手でバーベキュー」霞流一 印象に残った4作品だけど、特に麻耶さんと法月さんの作品は短編でもしっかりと纏められていて満足。 霞さんのは予想した通りのバカミスでした(笑)2026/05/12
papako
42
西澤保彦強化月間の一環として。西澤さんのは既読。こういうフーダニットはあまり好みじゃないんですが、楽しめました!芦辺拓さん、霞流一さんはちょっと苦手でした。2015/10/22
koma-inu
35
7人のレジェンド作家による犯人当てミステリ。問題編と解答編に分かれた王道のクイズ形式。20年前の作品という事で、特殊設定といった変化球無し、直球の本格ミステリが味わい深いです。全体的にコミカル調なのも読みやすくてグッド。イチオシは「ヘリオスの神像」@麻耶さん。目張りされ、エアコン熱風状態の密室内の殺人。割られた二体のヘリオス像。探偵役は木更津さん。不可思議で不完全な密室状態の謎を解く事で、犯人が一人に絞られる。ある意味麻耶らしく無い、地味だが超ロジカルな犯人当てを楽しめました。2026/07/14
マッちゃま
25
犯人当てミステリを集めたアンソロジー。購入してから時が経った分だけ既読の作品が半数を占めてしまってましたが、たしか初読時にも引っ掛かったパターンに二度目も引っ掛かるという、実に作者に優しい読者を演じる(!?)ことが出来ました。7人の作家さんごとにそれぞれの味が出ており楽しめる作りでした。2016/10/24
ミーホ
22
並行読みしてたら読み終わるのに1ヶ月近くかかり、さらに再読してしまった。読者への挑戦に挑む気はさらさらないのに、犯人当てって好き。タイトルガン無視だけど、私は謎に挑む探偵が好きなんです♥西澤さん、小林さん既読だったが、概ね楽しめた。法月作品のトリックに唸る。思いもしなかったのでまんまと騙された。リゾート地での缶詰の理由に(・∀・)ニヤニヤ2014/07/06
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