内容説明
聖戦士ジョクは、ある日カットグラの慣熟飛行中をガロウ・ランの操る強獣ハバリーに襲われ墜落しかけたガラリアを救った。人命に事なきを得たものの、カットグラを敵ガロウ・ランの主領ギィ・グッガに捕獲されてしまう。ギィは、拉致していた地上人トレンにその修理を命ずるが不可能と判断、新たな修理兼操縦者を奪取させるべく配下ビダへこの命を下した。ビダはラース・ワウへ潜入中ブラバと出い、彼の目論みに順じる事となった。騎士バーンを策略の駒に求めようというのだ。しかしバーンはショットと接見し聖戦士ジョクすら知らぬ策動を計る―。日本アニメ界の巨星が贈る英雄伝説、圧巻の第3弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いおむ
8
既読済みです。2018/08/11
Tsz
2
敵側も力をつけてきて戦いは泥沼化していく予感。2014/12/27
森矢司
2
オーラマシンという機械を自軍も手に入れるために暗躍するガロウ・ラン。人間と姿は似ていても考え方の単純なところやセクシャルの認識は人間と違いそれでも知性はあるぶん恐ろしい敵に見えます。カットグラを手に入れたこれから先、ダンバインとは微妙に異なるキャラクターたちがどうなるのか楽しみ2013/02/17
洪七公
1
読了1989/05/17
katka
1
ジョクの説くギィ・グッガの脅威性のシビアな予測はドレイクさえも黙らせる説得力をもつ。この時点でバーンやドレイクと伍し、その先を行くタフネスを身につけ始めているジョク。この場面では前巻での「美井奈の死」という体験がものを言った――きつい構成ですが確かに読者を頷かせるものです。その一方で、相変わらず残虐非道なのにどこか憎めなくなりつつあるガロウ・ラン共。鋭利なようでいまいち抜けてるバーン・バニングスも本シリーズ名物の迷走を始めるところ。2024/05/24