出版社内容情報
巨大アンソロジー第5巻、小説はイーリイやトゥーイ等の短編巧者、グリーンやフレムリンなど英国の大物に加え、謎解きミステリの分野で独自の輝きを放った作家――ケメルマン、ヤッフェ、ポーター、ギャレットの傑作など多彩な全12編を収録。評論は一九六〇年代に第一線で活躍した作家の代表短編を論じつつ、007の大ヒットから発生したスパイ小説ブームを分析し、SFが隣接ジャンルとしてミステリに及ぼした影響をも考察する。
内容説明
第5巻にはイーリイやトゥーイといった短編巧者、グリーンやフレムリンなど英国の大物に加え、謎解きミステリの分野で独自の輝きを放った作家たち―ケメルマン、ヤッフェ、ポーター、ギャレット―の多彩な傑作、全12編を収録。評論では、1960年代に第一線で活躍した作家の個性を見極め、同時代の英国の状況や、スパイ小説ブーム、SFの影響など多岐にわたる話題を取り上げる。
著者等紹介
小森収[コモリオサム]
1958年福岡県生まれ。大阪大学人間科学部卒業。編集者、評論家、作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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