出版社内容情報
エリンガム・アカデミーは天才や革新者を輩出してきた学校。入学試験はなく、生徒のなかにきらめきが見えたら入学が許される。新入生のスティヴィは推理マニア、過去に起きたアカデミーの創立者の妻と娘の誘拐事件を調べている。身代金が払われたのに妻は殺され、娘は行方不明、犯人の正体も闇の中だ。スティヴィは事件の再調査を課題として与えられるが、そんなとき新たに殺人が……。NYタイムズベストセラー作家の本格ミステリ。
内容説明
天才や革新者を輩出してきたエリンガム・アカデミー。新入生のスティヴィは推理マニアで、過去に起きたアカデミー創設者の妻と娘の誘拐事件の謎に夢中になっている。身代金が支払われたのに妻は殺され、娘は行方不明のまま、犯人の正体も闇の中だ。スティヴィは事件の再調査を課題として与えられるが、そんなとき新たな死者が…。NYタイムズベストセラー作家の本格ミステリ。
著者等紹介
ジョンソン,モーリーン[ジョンソン,モーリーン] [Johnson,Maureen]
1973年アメリカ、ペンシルベニア州生まれ。コロンビア大学で創作と演劇を学び、創作でMFA(美術学修士号)を獲得。現在はニューヨーク在住
谷泰子[タニヤスコ]
和歌山県生まれ。1987年大阪大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あさうみ
35
早く続きが読みたい!!3部作で、この1冊目では多くの謎を残し、生殺しです(笑)特殊な学校で、個性ある生徒たちが事件に巻き込まれる。過去の事件と複雑に絡まっており、YAに加えしっかりしたミステリーが楽しめるのではと期待している。パニック障害に怯える探偵顔負けのスティービーと周りの関係も気になるところ。とりあえず、早急に2作目を…!2020/05/27
ほちょこ
34
天才かどうかは別として、微笑ましいティーンの物語だ。過去の事件と現実とがクロスして進むのも面白い。が、あー!そこで終わるんか!というもったいつけた終わり方。続編に進む。2021/03/15
マルコ(Marco)
30
200ページ近くまでほぼ現代パートの登場人物の紹介で、全く面白い展開が無い。しかもネットで友達候補を事前に打ち合わせている様で、何処かぎこちない。80年前の過去パートの誘拐殺人事件も展開が寸断が続き、唐突に当時の生徒も巻き込まれた謎が持ち上がる。300ページ近くでようやく現代でも事件が起きて、どう残りで結末を迎える?と思ったら衝撃の一文!「続く…」何と、三部作の一部目。原作は1年置きの刊行だった様で、あとがきに1年待たせないペースで頑張る、と…滅茶苦茶もどかしい気分。ここまで読んだら、制覇するしか無い!2020/07/15
くろき
19
長い!けど、面白い! 展開的にはじっくり進むのでおいてかれることもなく、時間軸がコロコロ変わっても対応できるスピード感と丁寧さ。 寄宿学校にありそうな閉鎖空間での交流とか子供らしさがあって、一つ一つのキャラもたってて、学園ものの分野で楽しめる部分もある。 主人公が、不安定さのある思春期の子供っていうのが、特有の面白さをうんでると思う。 ただ、登場人物が多くて脳内の整理が大変です。 次作も読む!2021/12/24
えむむ
18
嘘でしょ、ここで終わり?となった。ミステリーに3巻ものがあるとは…。すぐ次を読みたかったけど、本屋応援で注文してみた。1週間か~と思ったけど、待つ楽しみもたまには良し。2024/05/19