創元推理文庫<br> フロスト始末〈下〉

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創元推理文庫
フロスト始末〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 468p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488291099
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

デントン署を去る日が近づく中、起死回生の策も思いつかず、抱えこんだ事件もいっこうに解決する気配のないフロスト警部。根性なしのマレット署長といけ好かないスキナー主任警部は頼りにならず、わずかな部下を率いて捜査に当たる。いつも以上に出たとこ勝負な警部は、法律を無視し、犯人との大立ち回りまで演じることに。破れかぶれのフロスト警部の行く手に待つものは。全作品がミステリ年間ベスト1位の、超人気警察小説最終巻。

内容説明

マレット署長とスキナー主任警部の差し金により、デントン署を去る日が刻一刻と迫るなか、フロスト警部が抱える未解決事件の数は、一向に減る気配を見せない。疲れた身体に鞭打ち、わずかな部下を率いて捜査の指揮を執る警部に、異動を回避する妙案が浮かぶはずもない。法律を無視し、犯人との大立ち回りまで演じる、いつも以上に破れかぶれなフロストが最後につける始末とは?

著者等紹介

ウィングフィールド,R.D.[ウィングフィールド,R.D.] [Wingfield,R.D.]
1928年イギリス、ロンドンに生まれる。石油会社に勤務するかたわら執筆を始め、68年にラジオドラマの放送作家としてデビュー。72年に小説第一作『クリスマスのフロスト』を執筆するも、カナダの出版社から刊行されたのは84年のことである。同書が評判となり、シリーズ第二作『フロスト日和』刊行後に作家専業となる

芹澤恵[セリザワメグミ]
成蹊大学文学部卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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W-G

447
ついに読み終わってしまった。もっともっと読み続けたかった。概ね満足ではあるが、スキャナーがモブキャラ並みの結末を迎えるのが、唐突過ぎてポカンとなった。切られた足が遺棄されていた事件も説明不足なくらいあっさりで、全体的にオチのつけ方が急な印象は受けた。フロストが内省的なのも含めて、ひょっとしたら作者の体調の問題もあったのかもしれない。あとがきで、なんと別作家で巡査部長時代のフロストがシリーズ化されているとあったが、出来が気になるところ。アレンが上司で、奥さんも登場するはずなので、それも楽しみ。2017/08/13

遥かなる想い

244
下巻も フロストの世界 健在である。 倒錯した 少女惨殺などの凄惨な事件も 下品でアンモラルな フロストのキャラにより、和まされる。 事件解決に向けての デントン署の メンバーの騒がしさも ひどく記憶に残る、 そんな最終作だった。2017/12/30

starbro

224
上下巻920P超、一気読みしました。本シリーズはミステリ的要素や謎解きよりも、フロスト警部のキャラクター・存在感&軽妙でお下劣なセリフで読ませることを認識しました。機会をみつけて、シリーズの他の作品を読んでみたいと思います。今更ながらですが、著者R.D.ウィングフィールドの冥福をお祈り申し上げます。2017/08/29

佐々陽太朗(K.Tsubota)

145
不屈の仕事中毒、下品なジョークと愚痴を口にしながら不眠不休の活躍を見せるのはいつものフロスト警部だ。しかし本作がウィングフィールドの遺作となれば、何をどうしてもフロスト警部とおさらばだ。だがなんと、ウィングフィールド亡き後、遺族の許可を得た二人組の作家が巡査部長時代のフロストを主人公とした長編を発表し始めたらしい。「さらばフロスト警部、フロスト巡査部長よこんにちは」と浮かれていた私ははたと気付いた。私は原書が読めない。東京創元社さん、芹澤恵さん、なんとかしていただきたい。迷えるミステリ・ファンを救い給え。2017/10/09

中原れい

131
相変わらずデントンは事件だらけ。肩透かしかと思ったら大物が出て来たり…などのハラハラ加減も、陰惨な出来事とバランスをとるかのような下品ギャグも健在で、これでお別れなんて嘘のよう;;今回のライバルは強力で他所の町に追い出されるのが決まってからもフロストを苦しめるが、結果待ち野郎だから署長とひとくくりで置いていかれてる感じしかしない。現場の仲間はおおむねフロストの味方なのも救われる。2017/07/07

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