創元推理文庫
新人警官の掟〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 378p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784488282196
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

父の猛反対を押し切って警官になった、デッカーの娘シンディ。だが、エリート気取りで鼻っ柱が強い彼女は上司や同僚とうまくいかなかった……。《リナ&デッカー》に新展開。

内容説明

ピーター・デッカーの娘シンディは苦しんでいた。父の猛反対を押し切って警官になったものの、警部補を父にもちアイビーリーグ出身でエリート気どり、鼻っ柱が強いとなれば、上司や同僚には好かれるはずもない。そんなある日、シンディは部屋にある写真立ての位置が違っていることに気づいた。だれかが部屋に侵入した?だが、事はそれだけではすまなかった。シリーズに新展開。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アイゼナハ@灯れ松明の火

26
デッカー&リナ、シリーズ12作目はデッカーの娘シンディが主人公。女性というだけでも歩が悪い警察という職場、しかも自身は高学歴でかつ出来のいい親父を持っていて…と居心地が悪いのは解るのですが、ちょいと自意識過剰でないかい?そんな少し意地悪な視点で読んでいたのですが、巻末の事件でそんな気分は吹っ飛んでしまいました。一体誰がこんな事を…という訳でこのまま下巻へ。2012/06/04

21
シンディがメインだ?と、ワクワク読み始めたものの、彼女ってヤな感じ…。しかも、オリヴァー??事件の本筋は、全く分からないので、下巻に進みます。2024/08/12

cozicozy

21
初読のフェイ・ケラーマン作品。図書館でミステリー小説を探していた時に手に取りました。上下巻の2冊を借りました。上巻、新人警官のシンディ、大学を出た高学歴であり、父親が警部補という羨望と鼻っ柱の強さ、プライドの高さにより、遠回りな事件の発覚など、彼女が正しいと思った事とは裏目な展開が、もどかしくもあります。ですが、彼女は自分自身の思うところの正義のもとに奮闘します。少々空回りです。様々なタイプの同僚や家族という登場人物たち。人間とは、時として浅はかであり、また思慮深くもある。初のケラーマン作品、楽しんでます2013/12/12

ほちょこ

12
とうとうデッカーの娘が警察入り。思い出すのはヴァランダー警部の娘。でもデッカーの娘シンディはちょっと小生意気な娘。なんとなく下巻の展開が読めてきそうな雰囲気に。2016/05/02

tom

5
フェイ・ケラーマンのデッカーシリーズは、延々と読み続けた推理小説なのだけど、この本は、今までと勝手が違う。娘のシンディーが主人公。高級大学を卒業し親を追って警官になったという設定なのだけど、この娘が学歴や親を自慢するおバカさん。同僚から生意気だと思われてるのに、平気で「パパがどうとか」と話したりしている。新入社員が「僕のパパは、○○の重役で・・・」などとのたまうようなもの。こんなバカ娘が主人公になった話が面白いはずもない。フェイ・ケラーマンは、いったいどうしてしまったのよと思いながら上巻終了。2012/08/04

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