創元推理文庫
要塞島の死

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  • サイズ 文庫判/ページ数 478p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488280062
  • NDC分類 993.61
  • Cコード C0197

出版社内容情報

産休明け、警部に昇進したマリアが、かつての恋人が不審死を遂げた島で起きた島の所有者一族をめぐる事件調査に奔走。フィンランド人気ナンバーワン作家のシリーズ第3弾。

内容説明

夫と娘と共にレードシャール島を訪れたマリア。かつて要塞だった島は、今は船舶塗料メーカーのメリヴァーラ社が購入し、一般に開放していた。実はその島では去年、マリアの昔の恋人が事故死していた。そして今、同じ場所でメリヴァーラ家の当主が死体で発見された。警部に昇進したマリアが因縁の島で起きた事件の捜査に奔走。フィンランド人気ナンバーワン作家のシリーズ第三弾。

著者等紹介

レヘトライネン,レーナ[レヘトライネン,レーナ] [Lehtolainen,Leena]
1964年フィンランド、ヴェサント生まれ。12歳で作家デビュー。その後ヘルシンキ大学でフィンランド文学を専攻。1993年からミステリを書き始める。代表作は“マリア・カッリオ・シリーズ”で、邦訳第一作『雪の女』は“推理の糸口賞”を受賞、“ガラスの鍵賞”にノミネートされている。ヘルシンキに住んでいる

古市真由美[フルイチマユミ]
東京都生まれ。フィンランド系企業に勤務の傍ら、フィンランド文学の紹介、翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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星落秋風五丈原

28
マリアが昇進。結構惚れっぽいですねこのヒロイン。ずっとこんな調子なのかな。このシリーズはもう読まないと思います。2021/02/03

あかぽち

15
フィンランドの女性刑事シリーズ第3弾。今回はレードシャール島で起きる事件てことで、ヨットや海にまつわる話、動物保護に環境破壊もあれこれ出てきて、読むのに疲れた・・・。その疲れをサウナでとるなんて無理だ。温泉に入りたい。2017/08/11

かもめ通信

11
フィンランドの人気ミステリ作家による女性警察官マリア・カッリオを主人公にした人気シリーズ。本国ではTVドラマにもなっている。本作は邦訳第3弾、本国ではシリーズ6作目にあたる。出産休暇をへて職場復帰を果たしたマリア。娘を愛しく想いながらも、仕事のことが常に頭を離れず、そんな自分を後ろめたく思う気持ち、母であることと警官であること、そして部下を束ねる課長であること、それらを両立させる難しさ、そういった主人公の葛藤に共感できるなら、あなたもきっとこの物語を楽しむことができるに違いない。ただしミステリ度は低いが。2014/08/03

しましまこ

9
シリーズ3作目。事件よりも驚いたのが、署内に適当な人材がいないからと警部の後任をインターネットを駆使して精力的に募集してるというところ。警部だよ!応募者の一人は知人の副検事だって!人材不足の原因にも驚いたが。ムーミンの国フィンランドすごいな。主人公の魅力も今一つというところなんだが、新人警部が気になるから、取り敢えず次巻は買いかな。2014/06/11

熊猫

8
かつての恋人が事故死した島で起こった不審死を警部に昇進したマリアが捜査する。 身重で走り回って読者をハラハラさせていたマリアも、母親になって落ち着いた…わけではなく、相変わらずの猪突猛進ぶり。 今回は『死に対する責任』がテーマのようで、かなり重い。 まあ、このシリーズの中で一番気になるのはフィンランド警察の仕組みなんだけど。 就業中にジムに行く権利が認められていたり、非番のメンバーが集まってサッカー観戦に行ったり、欠員の補充を外部募集したり。なかなか日本では考えられないことばかりで、非常に興味深い。2014/07/18

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