創元推理文庫<br> 母の日に死んだ

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創元推理文庫
母の日に死んだ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 699p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488276133
  • NDC分類 943
  • Cコード C0197

出版社内容情報

かつて孤児院から子どもを引き取り、里子として育てていたライフェンラート家の邸から、死後数日経過した遺体が発見された。死んでいたのは邸の主人だったが、ピアが現場付近を捜索したところ、事件は一変する。飼い犬のケージ付近の床下から、ラップフィルムにくるまれ死蝋化した三人の遺体が出てきたのだ。30人もの里子の世話に心血を注いでいた男は、恐るべき連続殺人犯だったのか? 〈刑事オリヴァー&ピア・シリーズ〉最新作!

内容説明

かつて孤児院から子どもを引き取り、おおぜいの里子を育てていたライフェンラート家で、遺体が発見された。死んでいたのは邸の主人だったが、ピアが邸内を捜索したところ、事件は一変する。飼い犬のケージ付近の床下から、ラップフィルムにくるまれ死蝋化した3人の遺体が出てきたのだ。里子の世話に心血を注いでいた男は、恐るべき連続殺人犯なのか?大人気シリーズ最新作!

著者等紹介

ノイハウス,ネレ[ノイハウス,ネレ] [Neuhaus,Nele]
1967年、ドイツ、ミュンスター生まれ。夫が経営するソーセージ工場で働きながら、2005年に初の長篇ミステリUnter Haienを自費出版した。“刑事オリヴァー&ピア”シリーズ第一作『悪女は自殺しない』と次作『死体は笑みを招く』も自費出版し、地元の書店で絶大な人気を博す。その後、評判を聞きつけた老舗出版社ウルシュタイン社からの出版が決定し、2009年正式にデビューした

酒寄進一[サカヨリシンイチ]
ドイツ文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

482
先の二作ほど煩雑ではないが、養子の相関関係が最初はなかなか頭に入ってこず一苦労。事件の膠着時間があまりなく、次々と過去の関連事件が発覚するので、厚さは感じさせないものの、被害者の誰がどれだったか覚えるのがまた一苦労。そこを乗り越えれば非常に面白く、相変わらずシリーズキャラの扱いも使い捨ての駒のようだが、そこがまた良い。エンゲル署長がここまでイメージ回復してくるとはまったく予想できなかったし、キムがこんなんなっちゃったのもビックリ。難点をいえば犯人。結局そいつなのかい!という肩すかしを感じた読者も多いはず。2025/07/12

ゆいまある

127
今年中に読み終わらないかもと思った。作者が、ミステリは登場人物が多い程面白いという考えに取り憑かれたらしく、容疑者だけで20人ぐらい出てきたかも。しかもファーストネームで呼ばれたり苗字で呼ばれたりと記憶力に自信がない人は手を出しちゃ駄目。絶対覚えておかないといけないのはピアの妹のフルネーム。これ覚えてるかどうかでびっくりして叫ぶ場面が変わる。重層的な物語は読み応えあり。サイコパスについての記述は専門家の監修受けてると思う。非常によい。ニコラも可愛くなったし、続編も楽しみ。でも次は登場人物減らして。2021/11/14

タツ フカガワ

94
かつて名家を誇ったライフェンラート家の屋敷で老人の腐乱死体が発見される。不審死として調べ始めたオリヴァーとピアは、敷地内から人骨やラップフィルムに包まれた女性の死蝋化した複数の死体を発見する。この家では長年にわたって里子を大勢養っていたという。オリヴァー&ピア・シリーズ9作目となる本作でいちばんの驚きは真犯人の正体ではなく、ピアの妹でこれまで捜査にも協力してきた司法精神科医キムの隠された過去でした。それに加えてクライマックスのフランクフルト空港の一大パニック劇など、期待以上の面白さ。次作も楽しみです。2026/05/29

のぶ

94
オリヴァー&ピアシリーズも第9弾になるらしく、シリーズにもすっかり馴染んできた。今回はオリヴァーも長期休暇から復帰し、元気なものの、話はピアを中心に展開していく。物語は孤児院から子どもを引き取り、多くの里親を育てていたライフェンラート家で遺体が見つかる。身元は邸の主人だったが、ピアがさらに調べると、飼い犬のケージ付近の床下から、ラップフィルムにくるまれ死蝋化した三人の遺体が出てきた。そんな始まりから、本作はいつも以上に殺人が陰湿で、多くの犠牲者が出る。これもシリーズの特徴で、今回も楽しませてもらった。2021/11/27

goro@the_booby

85
前作ではオリヴァーの衝撃的な事件だったが、今回はピアを悩ませる連続殺人事件。老人の死から露見した数体の女性の遺体。犯人の意図は何か?「母の日に死んだ」凄惨な事件がピアにも関わってくる。知っているようで知らない他人そして身内の事。ラストは「ダイハード2」のような趣に今までにはない展開で分厚いページも何のそのの一気読みで満足です。それにしても恐ろしく歪んだサイコキラーに唖然とする一方、不幸な子供たちを忘れてはいけない。ドイツでは新作が出るらしいので次は2年後ぐらいなのかぁ。フィオーナのその後が気にかかるわ。2021/11/04

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