創元推理文庫<br> 悪しき狼

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創元推理文庫
悪しき狼

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  • サイズ 文庫判/ページ数 576p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488276102
  • NDC分類 943
  • Cコード C0197

出版社内容情報

マイン川で少女の死体が発見された。年齢は14歳から16歳、長期にわたって虐待された痕があり、死因は溺死だと判明する。不可解なことに、淡水ではなく塩素水で溺れていた。刑事オリヴァーとピアは捜査を始めるが、数週間経っても身元が判明しない。さらに新たな殺人未遂事件が発生し捜査は混迷を深めていく。少しずつ明らかになる、警察組織を揺るがす凶悪犯罪とは。〈ドイツ・ミステリの女王〉が魅せる巧みなミスリード。大人気警察小説シリーズ第六弾!

ネレ・ノイハウス[ネレ・ノイハウス]
著・文・その他

酒寄進一[サカヨリシンイチ]
翻訳

内容説明

川で少女の死体が発見された。長期間にわたって虐待された痕があり、死因は溺死だと判明する。だが不可解なことに、少女は川の水ではなく塩素水で溺れていた。おぞましい犯罪に、刑事オリヴァーとピアたちは必死の捜査をはじめるが、二週間たっても少女の身元が判明しない。さらに殺人未遂事件も発生。警察関係者の想像を絶する凶悪犯罪の全貌とは。欧州席捲の大人気警察小説!「刑事オリヴァー&ピア」最新作!

著者等紹介

ノイハウス,ネレ[ノイハウス,ネレ] [Neuhaus,Nele]
1967年、ドイツ、ミュンスター生まれ。夫が経営するソーセージ工場で働きながら、2005年に初の長篇ミステリUnter Haienを自費出版した。『悪女は自殺しない』と『死体は笑みを招く』も自費出版し、地元の書店で絶大な人気を博す。その後、評判を聞きつけた老舗出版社ウルシュタイン社からの出版が決定し、2009年正式にデビューした

酒寄進一[サカヨリシンイチ]
ドイツ文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

321
開始早々、前作ラストのオリヴァーがやるやる詐欺だったことが明かされてずっこけ。死体発見からしばらくは捜査の進展がまったくないせいでやや弛んだ進行。ただ、早い段階からフランクの再登場があって、脇筋できちんと興味をつなぎとめているのが上手い。相変わらず、捜査の進め方は行き当たりばったりの勘と記憶頼みのもので、オリヴァーに限らずピアも優秀に見えない。扱うテーマへの興味によって好きな作品は分かれるだろうが、実質三作目の『深い疵』以降は本当にクォリティが安定。二作続けて犯人取り逃がして終わるのはどうかと思うが。2025/05/02

のぶ

96
安定の面白さだった。物語は川で少女の死体が発見されるところから始まる。長期にわたって虐待された痕があり、死因は溺死だと判明する。しかし真水ではなく塩素水で溺れていたことが判明する。オリヴァーとピアは捜査を開始するが、これといった手掛かりが得られない。話が進むうちに新たな殺人未遂事件が発生し、迷宮の世界に入り込んでいく。被害者が少女なので読んでいて心が痛むが、オリヴァーとピアの魅力がストーリーを支えている。オリヴァーも前作の情緒不安定から立ち直ったようで、次作にも希望が持てる。2018/12/21

NAO

69
ピア&オリヴァーシリーズ。少女の死体が川で見つかった事件の捜査と辛口の人気キャスターの動向と親子間の確執という二本柱に、さらにいくつかのエピソードが加味され、盛りだくさんの内容が、やがてすべて一つのことがらへと集約されていく。「悪しき狼」とはグリム童話などに登場する狼のことで、小さな子山羊や赤ずきんなど子どもに危害を与える存在の象徴。それが何かは早くから想像がつくのだが、その全貌分かったときなんともいえない薄気味悪さを感じる。しかも、話は勧善懲悪型のスッキリと終わり方ではなく、後味の悪いものになっている。2023/09/08

Nat

62
珍しく怪しいと思った人物が犯人だった。ピアの勘が全く働かず、ぎりぎりまで犯人が野放しに。闇がそこら中に広がり、事件が完全に解決したのか疑問。もう過去の人になったと思っていたフランクが再登場していた。エンゲル署長のその後、フライ上級検事の再登場はあるのかなど今後の展開が気になる。2022/04/28

星落秋風五丈原

58
だんだんいやらしいですね。読者だけに情報をちら見せしておいて、きゃーあぶない、逃げて逃げて!と思わせる手法がうまくなってきました。2018/12/02

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