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創元推理文庫
今をたよりに

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  • サイズ 文庫判/ページ数 270p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488275174
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

町の郵便事情を改善するべく兄ロバートが奔走するかたわらで、駅のポーターが殺され、屋敷の庭からは白骨が見つかる。大人気〈グレイス&フェイヴァー〉シリーズ第6弾。

内容説明

ブルースター兄妹の兄ロバートは、ふとしたことから町の郵便事情に問題があることを知り、事態の改善に乗り出す。一方で、仕立屋のウィンドウに鉤十字が描かれる事件が発生。さらに、兄妹たちが暮らす屋敷の庭からは白骨が見つかり、人畜無害な駅のポーターが殺される。ロバートと妹リリーはウォーカー警察署長に協力し、これらの事件にも関わることに…。好評シリーズ第6弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ごへいもち

19
表紙絵のリリーとロバートの目の大きさの差に笑。この2人がお年頃なのにシリーズ6作目にもかかわらず誰ともいい雰囲気になっていないのがこのシリーズのいいところかも。ロバートは図書館員に気があるみたいだけど。というわけで出版された全てを読み終えてしまって残念。本国でもまだ出ていないようなのでもう出ないのかも。これが出版されたのが2005年、それまでは毎年のように出ていたのになぁ。相変わらずミステリーとしてはイマイチながら登場人物がみんな魅力的なので読んでいて本当にコージー 2012/01/09

蕭白

6
これから面白くなっていきそうなエンディングでした。あとがきでは次巻が出そうな感じでしたが・・・。お待ちしています。2018/10/14

sena

6
今回はロバートが活躍。リリーの出番が少ないのが淋しい。コージーミステリは好きなんだけど、だんだんミステリの部分が弱くなってしまうのが難点かと思う。 あとがきを読むと、この作品の後は出ていないとか。2人がこの先10年間、無事にすごすことが出来るのかとっても気になるので、是非続きを書いてもらいたい。 主婦探偵、ジェーンも書いて欲しいし、作者さん頑張って下さい。2012/01/06

M2

6
ミステリとしては中途半端すぎるけどヴォールブルグの人々の物語としては面白かったです。人類学に興味を抱くリリーとか一つのプロジェクトを立案・企画・進行させるロバートとか兄妹の今後が楽しみ。そして後半はパーカー君の物語でしたね。署長への傾倒ぶりが微笑ましかったです(笑)。愛すべきヴォールブルグの人々がこれから対面しなければならない戦争のこをと思うと気持ちは塞がるけれどそれでも彼らの姿を今後も追っていきたいから続編が待ち遠しいです。2011/07/19

カムリン

5
町の改革に取り組む様子は面白い。ただし、ミステリーとしては欠点だらけ。この作者、ミステリーを書く気がしなくなったのかな。必然性の乏しい事件と推理のない解決。いっそ殺人事件をとっぱらってしまえば?その分日常を描きこんでくれれば、その方が面白い。大恐慌時代の風物も魅力的なのだが、兄妹が急速に経済安定しつつあり、関係者も次々生活がランクアップしているあたりが少々安易な印象。「貧乏脱出!みんなで豊かになりましょう小説」だと思えば気持ちよく読めるシリーズ。2011/07/24

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