創元推理文庫
夜の静寂に

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 327p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488275105
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

大きな屋敷はあるものの、日々の稼ぎはまるでない。もちろん、貯えなんてあるはずもない。そんな兄妹が生活費のために企画したのは、有名人を囲んでの会費制のパーティーだった。我が家は破産したが、金持ちの友人の当てはある。幸い、滅多に人前に出ない有名作家を招待することに成功した。だが、飛び入り参加の客が殺されて…。グレイス&フェイヴァー・シリーズ第二弾。

著者等紹介

戸田早紀[トダサキ]
1967年生まれ。津田塾大学学芸学部英文学科卒業。英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

鐵太郎

30
読むのに間が開いてしまいました。グレイス&フェイヴァー・シリーズその二。大恐慌で父母を失い一文なしになった兄と妹が、見も知らない大伯父から大きな屋敷「だけ」を相続し、10年間住んだら財産も譲ってやろうというお話。お金がないので、二人は著名な作家を招待して参加費を取って少数の客を集めようと計画します。ドタバタのあげくなんとかうまく進行していたのですが、そこで殺人事件発生。さらにその大作家が心臓麻痺で死に、その正体がわかってしまう。さあ、この騒動は収拾できるのか。面白いけど、登場人物多すぎじゃない?2026/02/10

みつ

24
大恐慌で財産を失った兄妹が、遺された豪邸でパーティを開き、生活費を稼ぐことを思いつく。そこである事件が起きて・・という筋書。事件発生は全体の半ばであり、それまではパーティにやって来た人物を順次紹介して行くので、登場人物が多い割には頭に入りやすい。この時代に書かれたヴァン・ダインの館ものの名作『グリーン家殺人事件』も頭をよぎる。禁酒法と大統領になる直前のルーズベルト知事が時代を象徴する一方、米国にあって第一次世界大戦が影をおとすのも意外な展開。コージー・ミステリではあっても、幕切れはいかにもアメリカの小説。2025/06/24

くさてる

21
グレイス&フェイヴァーシリーズ第2弾。謎解き自体はなんとなく想像がついちゃったけど、大恐慌時代、大きな屋敷があるだけで生活費がない兄妹のあれこれとそれにまつわる時代背景や登場人物たちの描写がほんとに良くて楽しみました。ほんと、ジルチャーチルは思わず肩入れしたくなる登場人物を書くのがうまいなあ。2026/03/24

ごへいもち

15
人が殺される話だけどこの表紙絵のようなコージーミステリー。スペシャルなものは何もないが主人公兄妹やレギュラーたちのキャラが嫌味でなく読んでいて癒される。このシリーズにプチはまりかけ(こんな怪しい日本語、でも便利だなぁ2011/12/10

12
「キングスマン ファーストエージェント」を見て本書の中の第一次世界大戦の描写が読みたくなったため、再読。ジュリアン・ウェストは手の付けられない不快な人物で、同席するはめになった皆さんはお気の毒という感じ。 プリニー夫人のオランダ料理やスコーンがとても美味しそう。 ヘンリーがいいキャラだよね。2022/01/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/522014
  • ご注意事項

最近チェックした商品